湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第2節_vs京都(A)】 『時を止めたお洒落ヒール』◎2-1

J1リーグは第2節で全勝のクラブが消えてしまった。1勝1分が6クラブ、湘南を含む1勝1敗が7クラブ、2分が2クラブ、1分1敗が4クラブ、連敗は名古屋のみ。未勝利7クラブに、まさか浦和さんが入ってるとは。

19年ぶりの“珍事”で今季のJ1は大激戦!? 第2節で早くも開幕連勝クラブなし|theWORLD

『わずか2試合の消化で、開幕連勝記録を継続するクラブがいなくなってしまうのは、2005年以来19年ぶりの出来事』なんだそうな。群雄割拠の2024年シーズン、混戦に置いていかれないように、食らいついていきたいものだ。

スタメン

開幕戦で手応えがあったことを表すかのように、スタメンの変更は無し。サブで岡本→大野、レレ→福田の入れ替えがあったのみ。今年個人的な推しの福田翔生、早くもベンチ入り、からの短時間だったが初出場。頑張れよう。

怪我なら登録されるハズもなく、調整遅れなのか4バックへの適応不足なのか、ソンくんが2戦連続サブ。富居さんが名誉挽回&失地回復の機会を逃さず、きっちり仕事をやりきってくれた。もう大丈夫でしょう。

開幕戦から姿が見えなかったやーまん、全治未発表の肉離れ。皆が疲れてきた頃に元気に戻ってきてもらいたい。同じく開幕から不在の小野瀬は、それほど大事に至らない程度の負傷…だと思っていいんだろうか。

山田直輝選手 負傷に関するお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト

あ、そういえば。試合中に池田と京都に行った冬一がバチバチやりあってて「仲良いなお前らww」と微笑ましく見てて、「あれ、湘南では時期がかぶってたっけ??」と不思議だったんだけど…幼馴染だったのね、彼等w。

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総評:☆☆☆☆☆☆☆☆

良かった部分は継続、アカンかった部分には修正が見られ、その上できっちり勝利。内容と結果が伴った良い試合だったと思う。…褒めすぎ?w

強みを発揮したが故か開幕戦では鈴木雄斗/池田の右サイドに攻撃が集中してしまっていたが、この日は平岡/おスギの左サイドからも展開ができていた。どちらからでも展開できるなら、攻撃の幅が文字通りに広がるね。

開幕戦では黒子になってしまっていた鈴木章斗/ルキアンの2トップも、この日は存在感を示せていた。左右と合わせてかなり多彩な攻撃ができていたし、この日の内容を研鑽していけば、流れの中からのゴールも増えてくるハズ。

ゴールは、CKからのこぼれ球→田中のミドル。決勝点はやはりCKから、大岩さんがヒールで流しーの、鈴木章斗。ゾーンで守っていた京都守備陣が一歩も動けなかったほどにカンペキに出し抜いた、超絶お洒落なプレー。

得点がセットプレーからばかりだけど、新たな武器として相手に対策を強いるだけの破壊力を見せつけた、とも言える。警戒してきたところを、更に裏をかいてひっくり返すような展開にできたらいいんだけど。

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次の試合は

アウェイ戦連戦、週末土曜に福岡戦ですよ。札幌とドローで鞠さんに勝って1勝1分。そんな福岡、去年ル杯優勝しての今年の開幕戦も、入場者数が10000人にも届かなかったらしい。良いスタジアムなのになあ、ベススタ。

湘南としては、京都戦の内容がフロックでないことを示せるか。ウェリがまだまだ元気そうなので、マッチアップするミンテor大岩さんの奮起に期待。京都戦も先制直後に追いつかれたし、更に守備を引き締めていきたいね。

【J1・第1節_vs川崎(H)】 『迫りくるエルトロ』×1-2

勝てなかった以上、いや勝った試合であっても、探せば90分のどこかしらに反省点は見えてくるモノだ。とはいえ、明確に「このプレーがひたすらにマズかった」というケースも…まぁよくあるのだが。この日がその典型だった。

後半11分のアノ場面、ミンテからのバックパスは問題無かったように見える。猛然と迫りくるエリソンに気圧されたか、富井はプレーを躊躇ってしまった。もたついた刹那にボールを掻っ攫われて、失点。

ミンテのパスが少々ズレたはズレたけど、んなモンは自分で前に出て蹴ればよかっただけの話だからなぁ…。奪われてからテンパってエリソンを引き摺り倒そうとまでしてたけど、カード出なくてラッキーだったね、アレ。

試合前

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前日の金Jで、広島に移籍していった大橋が今季Jリーグ初ゴール&新スタメモリアルゴール&2ゴールデビュー。町野も久しぶりのゴールをあげていた。出ていった選手のこと…とは思っても、選手達も大いに刺激は受けていたハズだ。

個人的にも今日は2ゴールは欲しいなぁなんて思いながら、今年初の平塚詣。毎年ホーム開幕戦はタオマフとか買わなアカンので、9時半くらいにはもう到着。今年はNo.19/福田翔生。どっかでドデカい仕事をしてくれると期待。

座席をリペイントしたのは良いが、キレイになったのは表の面だけ。一番見えるところだけでも…というのはわかるけど、壊れたトイレとか薄汚れた壁や階段とか、放置されてる物事の方が多いんだよなあ…。最低限でしかない。

せめて一度、どこかのタイミングで高圧洗浄機で隅から隅まで大掃除してみませんか、平塚市さん。まだまだ使っていく気があるのなら。

前日も翌日も天気が悪くて、ピンポイントで試合の日だけ晴れるという平塚にあるまじき奇跡wに恵まれた。去年のアウェイ鳥栖の土砂降りに比べたら天国みたいなモンだけど、寒いモンは寒いw。風が冷たくてツラかったぁ。

スタメン

ソンくんはチームへの合流も遅れたので、サブはやむなしか。フィールドプレーヤーでサブからも漏れた主だった選手は、大野/小野瀬/舘/やーまん/久継…あたりか。特に小野瀬は順調ならまず漏れないだろうし、負傷だろうか。

そして何と言っても、4バック採用。3バックと使い分けていくのかは明言されてはいないけど、まぁ匂わせつつもメインは4バックなんだろうね。チームも一定の手応えを感じてるようだし、成熟に期待したいな。

なお川崎は、直前のACLとほぼ同じメンバーだった模様。疲労感vs.試合勘になるかなと思ったが、すでに3試合戦った試合勘が勝っていた印象。そういや山根…って、そうだあいつアメリカでメッシと対戦してるんだったわw。

総評:☆☆☆☆☆

ドローで終われていれば、好発進の試合としてまとめられていただろう。内容的にもスタッツ的にも、ほぼ互角。池田と脇阪がミドルを突き刺せば、田中とまたもや脇坂が豪快なシュートでクロスバーを叩いたのも1回ずつ。

こういう試合を分けるのは、どちらが失点に近いミスをするか。そういう意味では、富井のアレは報いを受けるには十分。でもミスだからこそ反省して修正できる、とも言える。二度目が無ければ、それで良しだ。

富井は前半に大ピンチを救ってみせてくれたけど、印象としては帳消しになってしまった。それだけにゴールで助けてあげなきゃいけなかったし、実際その後ネットを揺らしもしたけれど、オフサイド判定。惜しかった。

その淳之介のゴール未遂は、まさかの阿部ちゃんオフサイド。お尻が。…腕とか脚じゃなくて尻って珍しいわなぁw。でもまぁ、ルールはルール。正しく適用されるのならば、悔しいけれど文句は言えない。ぐぬぬ

この日は鈴木雄斗が加入した右サイドからの攻撃が大半。チームがもう少しこなれていって、右からも左からもチャンスがつくれるようになるといいんだけどな。両サイドを警戒させられれば、攻撃の好機は増やしていけるだろう。

あとは…ルキア鈴木章斗が揃ってシュートゼロはちょっと寂しい。もちろん2人が演出したチャンスもあるんだけど、やはり最前線を任せているわけだからね。周りも便利に使われてないで、逆に2人を使っていかないとね。

頭を抱えるほど酷い敗戦だったわけじゃない。この道を進むと決めたからには、やり続けて開幕戦の手応えを結果に結び付けられるようになっていこう。

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試合後

試合後には、引退してクラブのフロント入りしたコバショーの引退セレモニー。名古屋移籍の時は突き放しもしたし、寒くて一刻も早く帰りたかったけどw、流石にコレを素通りして帰るほどの薄情者ではない。乙彼さんでした。

古林将太氏 引退セレモニー あいさつ全文

次の試合は

週末土曜日に、アウェイで京都戦ですよ。もうちょい温暖な時期にやってほしいなぁ。真夏は真夏でイヤだけどw。京都さんは前節柏に乗り込んで、終盤に先制されつつも後半ATに追いついてのドローだった模様。

言わずと知れたアノ人が監督。このオフにはスイスで頑張ってた冬一を呼び戻して、ますます『緑と青』っぽさ(笑)を増している。相手は『脱ぎ捨てた過去の湘南』であり『パラレルワールドの湘南』でもある。

どんな試合でも負けたくはないけれど、今の京都さんには尚更負けられない。4バックの熟成の肥やしにして、自信と勝ち点3を手にしよう。