湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

映画鑑賞履歴(1901~1903)

というわけで、またまた遅くなったけど分割の後半、2019年突入でございます。去年の後半は足を運びたくなる映画が少なかったなぁ。今年はまだ『跳んで埼玉』観てないんだよなぁ。ロングランしそうだからまだ大丈夫そうかな!w 

クリード 炎の宿敵

  • 01/12(土) 立川シネマシティ 

映画『クリード 炎の宿敵』公式サイト 2019.1.11(Fri.)

あの『ロッキー』シリーズの流れを組むボクシング映画の第二弾。前作でデビューしたアポロ・クリードの息子に、『ロッキー4』でロッキーに破れて全てを失ったイワン・ドラゴの息子が挑む…というストーリー。


映画『クリード 炎の宿敵』本予告【HD】

ただでさえ『ロッキー』人気に支えられてる(?)映画なのに、『ロッキー4』の設定まで持ち出してくるとはね。『4』は好きな映画だし、シルベスター・スタローンはともかく、ドルフ・ラングレンがオリジナルの役で出てくれる事に興奮もした。

でも…長かった。主人公世代と旧世代の物語を両方描こうというのはわかるんだが、とにかくテンポが悪かった。これならばせめて、主人公の戦いをメインにした本編と、旧世代の葛藤を描いたスピンオフに分けられなかったものか。

『4』の流れを組むならば、互いのトレーニング場面がシンクロしていくようなネタくらいやってほしかったものだ。もちろんBGMは『Training Montage』で。


Rocky vs Ivan Drago (Rocky IV) - Training Montage HD 720p

スタローンがロッキーを演じるのは、今作が最後らしい。次回からは主人公世代だけで物語を回していかなければならない。『ロッキー』の流れを外れてしまっては、個人的にはそんなに観る気は起きないんだけども、大丈夫だろうかね。 

 劇場版シティーハンター 新宿プライベートアイズ

  • 02/09(土) チネチッタ川崎【LIVE ZOUND】
  • 02/11(月) 立川シネマシティ【極上音響】

情報が出てから、本当に楽しみにしていた。当時は大好きだったしね。しかもエンディングが『GET WILD』と早々にいうのは公表されていた。最後にコレが流れるというだけで、内容がどうあれ満足できちゃうもの。勝利の方程式ですよw。

懸念があるとすれば、神谷明氏の声。既に70歳を越えて、まだあの声は出せるのか。ルパン三世次元大介という現在進行系の事例を観ているので、どんなに制作陣がOKを出しても、こちらが納得できるかは別問題というのはわかっていたのでね。

結論としては、声の心配は杞憂だった(ギリギリ間に合った?w)。途中で声が老人に聴こえるようなこともなく、当時の延長線上で観ることができたのは一安心。

内容としては、過去のテレビ本編のお約束と文脈をそのまんま再現してきてるので、かつて楽しんで観ていた人達のツボの最大公約数は十分にフォローしてる。そこはハズしてないので、昔を知ってる人達は問題なく楽しめるだろう。

かつての名曲オンパレードなのも嬉しいポイント。まるでMVのためのストーリーのように、アノ曲コノ曲が、ここぞという場面で印象的に流れるのが心地よい。

タバコも満足に吸えない、一刻を争うカーチェイスのシーンでもきっちりシートベルト着用が義務付けられるような今の窮屈なテレビ事情を思えば、劇場版にするしかなかったのだろう。結果的にソレは正解だった気がするね。

かつてを知る両親に連れられて来ていたお子様達に、この映画がどう映ったのか、楽しめていたかどうかは興味ある。かつて、このレベルのシリアスとお色気とギャグが少年ジャンプの看板だった時代があったのだ。

そして今の自分にはそれが少々クドかった、かな。自分も時代も変わっていくのだ。


「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」本予告第二弾 | 2019年2月8日(金)全国ロード¥ショー 

劇場版 幼女戦記

  • 02/09(土) チネチッタ川崎【幼女の皮を被ったLIVE(化け物)ZOUND 6.1ch】
  • 02/16(土) 立川シネマシティcスタジオ【幼女の皮を被った極上(化け物)音響上映】
  • 02/24(日) イオンシネマ幕張新都心【幼女の皮を被ったULTIRA(化け物)9.1ch】
  • 03/02(土) チネチッタ川崎【幼女の皮を被ったLIVE(化け物)ZOUND6.1chハードコア調整版】
  • 03/10(日) 立川シネマシティaスタジオ【極上爆音上映/限定魔導爆音術式】
  • 04/05(金) シアタス調布【存在4DX魔音術式上映】

「劇場版 幼女戦記」アニメ公式サイト  /  幼女戦記 - Wikipedia

詳しい設定は公式やwikipediaなどにに譲るとしよう。日本の中年サラリーマンが神の怒りを買い、信心薄さを叩き直すために戦乱続く魔法世界に女性として転生させられた。神の与えし優れた魔法資質で、軍に重宝されて最前線で使い倒される主人公。

正しく戦果を上げれば、幼女でも昇進していく世界。功績を上げて早く安全な後方任務に回りたい主人公だが、神のいたずらか全てが裏目に出て最前線で踊り続ける。そして主人公は何度も叫ぶのだ。「どうしてこうなったぁああああっ!!」

題名で損をしているが、架空世界での戦争の悲喜劇を描いた重厚なストーリー。主人公こそ幼い女性だが、周囲の人間模様はほぼ男性だ。実際の映画の冒頭シーンがアップされているが、そこだけ観てもきちんと部隊長として描かれているのがわかる。 


【大ヒット御礼】『劇場版 幼女戦記』本編一部特別公開!

テレビ版をオールナイト2DAYSで映画館で上映するイベントがあった時にも参加したけれど、テレビ用に作ったモノでも映画館の仕様に負けない出来栄えだったので、映画になると決まった時も不安は全く無かった。

テレビ版ではほぼ無敵の破壊神だった主人公だが、この映画版からは主人公に父親を殺された恨みを持ち、魔法資質でも主人公を殺しうる才能を持つ存在が登場する。初めてタイマンで死に直面する主人公、その最初の激闘が描かれる。

戦闘シーンはテレビ版からスケールアップして、音響自慢の映画館が競い合うようにスペシャルな設定を謳う。それに踊らされて、俺みたいな阿呆が映画館を周ってしまうのだねw。もちろん6回も通ったのは、内容の面白さがあってのモノだけどね。 

原作も漫画版もまだまだ続いていることだし、テレビ版2期も遠からずあるんだろう。しかしどこまで行っても、最後に主人公の国が破滅へ向かう未来は(恐らく)変わらない。どんな結末が待っているんだろうか。

 スパイダーマン:スパイダーバース

  • 03/21(木) 109シネマズ二子玉川IMAX/3D/字幕】
  • 03/31(日) 立川シネマシティbスタジオ【極上爆音/2D/字幕】

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ


本邦初公開!6人のスパイダーマンが勢ぞろい 映画『スパイダーマン:スパイダーバース』本編特別映像

スパイダーマン。言わずと知れた、ウルトラメジャーヒーロー。ただ、自分の中ではそれほど好きなわけでもない。近年何度となく作られた映画は観てないしね。自分の中の蜘蛛男は、大昔の米国産アニメと東映版しか無かったw。

知らなかったんだけれども、いつの間にやらスパイダーマンという概念は大きく広がっていて、いろんな世界/役割/キャラでコミックスになっていた。そんな連中を一つの舞台で共演させようってのが『スパイダーバース』と。そこに興味が湧いたのね。

『スパイダーバース』は写実の呪縛からCGアニメを開放するーー革新性手法に込められたメッセージを読み解く|Real Sound|リアルサウンド テック

映画を観ながら『仮面ライダーSPIRITS』で、本郷猛が一文字隼人を助ける場面を思い出していた。戦いの日々に精神が疲弊していた本郷は、「俺は孤独に破れ仲間を求めてしまった…地獄の道連れと解っていて…」と心の中で一文字に詫びる。

スパイダーマン達もまた、それぞれの世界で唯一人のヒーロー。それ故に孤独で、本当の意味での悩みを共有できる存在がいなかった。でも悪の陰謀というきっかけで、かつ刹那の邂逅であったとしても、自分と同じ境遇の存在と出会えた事に安堵する。

お気楽極楽に見えるブタさんのスパイダーマンでさえ「この仕事の一番ツラいところは全てを救えないことだ」みたいなことを言うわけですよ。皆、自分の大切な存在を戦いの中で亡くしている。日本アニメの女子高生風の子ですら。

幾多の苦悩を乗り越えて戦ってきた自負がある。それ故に、未だに自らに宿った能力に戸惑う少年に突きつけるのだ。君に戦う覚悟があるのか、と。大いなるチカラには、大いなる責任が伴うのだ、と。 

それぞれのスパイダーマン の知識はまったく不要だったし、単なるヒーロー映画ではなく(いやヒーロー映画なのだが)少年の成長物語。映像的にも3Dをアメコミ的技法で塗り直したりして、かなり面白いことになってる。吹替版の方が楽しめるかも。 

スパイダーマン:スパイダーバース オリジナル・サウンドトラック

スパイダーマン:スパイダーバース オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ,ヴィンス・ステイプルズ,デイビット・ビラル,デンゼル・バプティスト,アンドレ・ジョーンズ,ダニエル・シーフ,ディディーアー・コーエン,トレバー・リッチ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2019/02/27
  • メディア: CD
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キャプテン・マーベル

  • 03/21(木) TOHOシネマズ新宿【IMAX/3D/字幕】
  • 03/30(土) 立川シネマシティaスタジオ【極上爆音/2D/字幕】

キャプテン・マーベル|映画|マーベル公式|Marvel


『キャプテン・マーベル』 予告編2 (2019年)

マーベル・シネマティック・ユニバース』インフィニティサーガ(フェイズ1~3)の完結作『エンドゲーム』の公開を待っている間に、ここにきて新ヒーローの映画が生まれた。しかもそれが最新にして「始まりの物語」なのだという。

前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で人類もヒーローも半減してしまった世界で、どうやって逆転するんだと思ったら、とんでもない隠し玉がいた。

徐々に明らかになっていく主人公の記憶の真相。抑圧されてきたところからの、チカラを開放してからの圧倒的な強さと美しさ。その強さが、主人公が元々持っていた「心の強さ」から生み出されていると感じられるのが、実に心地良い。

実は序盤の展開が少々タルかったんだが、そこを過ぎたら面白さレッドゾーンをキープし続けて、長い上映時間をエンディングまで走り抜けてくれた。単独映画としても十分に楽しめたし、シリーズ全ての前日譚としてもほぼカンペキだったのではないか。

そういえば映画の中では一度も「キャプテン・マーベル」とは自称も他称もされていなかった気がするけれど、『エンドゲーム』のどこかで拝命する場面があるのだろうか。いよいよ4月26日(金)公開である!

Marvel's Captain Marvel: The Art of the Movie

Marvel's Captain Marvel: The Art of the Movie

 


「アベンジャーズ/エンドゲーム」最新予告