湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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富士登山だよ/下山編(2009年8月27~28日)

富士登山だよ・下山編/2009年09月01日20:48

存分に御来光を堪能した(すっかり日が出てもずっと眺めてた<日向ぼっこ的意味も含めて)。デジカメのバッテリーも切れた。お鉢巡りは体力的に無理(また宿題を残してしまったorz)。神社でお守りも買った。さて一息入れて帰るかと、売店で紙コップ1杯500円のコーヒーをすすっていると、目の前で信じがたいことが起きた。
集団でやってきていた韓国人観光客が、荷物の中から即席ラーメンを取り出して店主にお湯を要求し始めたのだ。店員も300円だかで快くという感じでもなかったが応じていた。当然そんなものメニューにあるわけがなく、最初に認めてしまったことで長年の間に慣例化したのだろう。
連中はさも当然のようにラーメンをすすりはじめた。目の前の不快な光景に耐えられなくなって、コーヒーを一気飲みして下山を始めた。連中は即席ラーメンのゴミを下まで持って帰っているんだろうか。五合目ですらゴミを捨てる場所なんて無いんだぞ。まぁ大学生のサバ缶とかもそうなんだけどさ。

…というわけで下山を始めた。
…そして本当の地獄はここから始まった。

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下山道は、層の厚い砂利が敷き詰められた坂道を延々と下っていく。一歩足を出すたびに砂利で少しずつ滑り、姿勢を膝関節と足全体の筋肉で支えることになる。未だ残るフラつきで一歩を長く取ると簡単にコケるので、一歩を狭くする。狭くしたところで膝への衝撃がそれほど減るわけじゃないので、膝がどんどん痛んでいく。
更に延々と下りなので、荷重を全て足の親指の爪で受け止めることになる。予想はついたのでちゃんと爪を切っていったにも関わらずだ。歩き方の問題なのかもしれないが、膝が痛んでいくのと同時に足の爪の痛みも進行していった。下り始めてすぐに一歩を踏み出すのさえ辛くなったのに、目の前には絶望的な距離の下り坂が伸びているのだ。
気を紛らわすにも景色は変わらない。あれほどの感動をくれたお日様は、ジリジリと肌を焼くだけの存在になった。手持ちの水は下りの途中で無くなった。皆で砂利を蹴りつつ降りていくので砂ぼこりがひどい。足が痛んでいくのに一歩を踏み出さなければ帰れない。しかもその先には苦労が報われる御来光のような御褒美が待っているわけじゃない。
早くこの地獄が終われという気持ちだけで歩を進める。結局苦行は4時間ほど続き、10時に五合目に帰還。荷物を降ろして靴を脱ぎ、一気飲みするコーラの美味いことといったら! 生還できただけでも嬉しいわw。

元気だったら河口湖周辺で温泉…なんて考えていたけれど、どこにも寄らないで帰宅しました、とさ。

≪後日談≫
膝は今はもう楽になったものの、左足の親指の爪は今でもジンジンと痛み、中が紫色に変色してる。サッカー部時代にも一度あったが、きっと痛みが無くなったなーという頃にポロッと爪が取れてしまうのかもしれない。

≪後日談2≫
ボーカロイドSNSでそそのかされて、こんなものを作ってましたw。

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