攻勢に出られていたのに先制できなかったこと。一瞬の隙を見せてしまい先制されたこと。それでも凹まずに追いつけたこと。雨天でも最後までテンションを落とさずに戦えたこと。…勝てる試合を勝てなかったこと。
上位相手に五分以上に戦えたことに安堵できる時間はもう過ぎた。こういう試合を勝ち点3に結び付けられないと、浮上していくのは難しい。落とした勝ち点2に泣くのか、掴んだ勝ち点1に笑うのか。それは残り9試合次第だ。
スタメン
明治安田生命J1リーグ第26節
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年8月21日
🆚 #鹿島アントラーズ ⏰19:00KO
スタメン発表🔥
GK #谷晃生
DF #岡本拓也 #大野和成 #舘幸希
MF #石原広教 #茨田陽生 #米本拓司 #タリク #畑大雅
FW #瀬川祐輔 #大橋祐紀
SUB 富居 福島 平岡 中野 阿部 ウェリントン 町野#bellmare #ベルマーレ pic.twitter.com/aPjcD4cpzq
おスギがいないのは仕方がない。これまで常連だった田中/池田/高橋諒/山本の姿が見えない。やーまん大岩は最初からいなかったかのようだ。新コロ陽性者は1名だったハズで、その他の面々は何があったのだろうか。(´ε`;)ウーン…
その余波で岡本がスタメンに戻ってきた。試合中に足をつりこそしたが、元気な姿が見れて嬉しかったな。富井の姿も久々に帰ってきた。ウェリも出番は無かったがサブに名を連ねた。出られるメンバーで戦っていくしかない…のだが。
総評:☆☆☆☆☆☆
攻め込まれてる状況で左サイドにボールが流れてくる。畑と和泉が並んで追いかけてきたが、畑はアッサリと肩で弾かれて和泉にキープされてしまう。ここが失点の起点。この時点でイヤな予感はしてた。畑は奪い返しに行くでもなく、何もできなかった。
まずはボールへの反応が少し遅れてしまったことと、ボールを奪えると思いガツッと球際で行ったんですけど、行かれてしまったので反応が遅れてしまった時点でもう少し攻撃を遅らせる守備をしたほうが良かったんじゃないかなと思います。(中略)僕のところから始まったのでああいうところをまずはしっかり勝ち切らないといけないですし、今回の反省として次に活かしたいと思います。
その直後に舘と米本が対応しきれずに失点するんだが、まずは起点の左サイドで粘れなかったのが一番の要因だったように思う。鹿島のシュートを5本に抑えるほどに試合を支配して粘り強く戦えていたのに、あの瞬間だけ緩めてしまった。
先制されてガクッと落ち込んでしまうことが無かったのは良かったが、守備も攻撃も、勝負どころでは喉笛に喰らいつくような獰猛さを見せて欲しいところだ。最後は気持ちだぞ、なんて簡単な言葉では片付けたくはないが。
【番記者の視点】湘南が鹿島にドロー 4連敗中だった相手にシュート3倍からJ1残留が見えた : スポーツ報知
鹿島アントラーズは岩政新監督で何がどう変わったか…湘南戦で手痛いドロー(Yahoo!ニュース THE PAGE)
世界で輝け、田中聡
田中聡選手 KVコルトレイクへの期限付き移籍合意のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト
月曜になって正式発表来ちゃったコレ。レンタルというのもモヤモヤするし、この時期かよってのもモヤモヤするし、前から打診くらいはあったろうに永木を出しちゃったことにもモヤモヤする。戦力的には痛いなんてモンじゃない。
それでも20歳という段階で海外から声がかかったことは、田中にとっては大きなチャンスなのは間違いない。ここで印象づける活躍ができれば、その先も見えてくる。
ワタル/未月/田中で、4年後の日本代表の中盤を支配する…なんて未来だって不可能ではないのだ。まずは怪我には気をつけて、言葉も覚えて。やることは多いぞ。行くからにはコッチのことは忘れて、頑張ってこい!!
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— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年8月22日
#田中聡 選手からサポーターの皆さんへ。#bellmare #ベルマーレ pic.twitter.com/rJdScVFRmE
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年8月22日
最後に聡らしい姿(?)も載せておきます😂
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気をつけて✈️#bellmare #ベルマーレ #田中聡 pic.twitter.com/KDPni2fzX1
次の試合は
またまた試合が2週間先になってしまう不思議。9月3日(土)にホームで川崎を迎撃ですよ。何せ先すぎるのだが、きっと変わらないのは、やはり上位でACL圏内を目指しているであろうこと。そして湘南戦までに2試合を挟むこと。
2試合続けて2週間の準備ができる。フィジカル的にもそうだし、対川崎の準備をじっくりできるというのもアドバンテージなのは間違いない。田中が旅立ち米本が累積出停で、専任アンカーがいなくなる状況の対応も十分に出来るだろう。
今後ここまで有利な状況で試合ができることは恐らく無い。すなわち、内容にも結果にも言い訳ができないということ。札幌戦の悪夢を断ち切ることはできたが、川崎戦でまた情けない姿を見せようものなら、状況が戻りかねない。
鹿島戦の雪辱を果たすのなら、アウェイ戦の再現とは言わずとも勝利が欲しい。田中が安心して暴れられるように、内容を伴った結果を期待したい。