湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【E-1・第3節_vs韓国(豊田)】 『有言実行ヒアウィゴー!』◎3-0

途中出場するもチームで歯車が噛み合わないまま、分厚い壁に跳ね返され続けたちうごく戦を経て、いよいよ本番(!)の韓国戦。全てはここで勝つための2戦だったと言っても過言ではない。…ちうごくに勝てないとは思わなかったが。

そのちうごくを0-3で粉砕してきた韓国だったが、どこにその牙を隠したんだというくらいに、大人しくしおらしいままだった。そしてその舞台でも、湘南の選手たちは躍動して勝利に貢献してくれた!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

スタメン

満を持して、谷が出陣。ここを託されたというのは、期待の大きさを感じる。そして前節でも途中出場していて疲労もあるであろう町野、勝負の試合でも最前線を任される。この試合でもフル出場。大きな経験値を得てきたに違いない。ニンニン

残念だったのは、おスギ。香港戦ちうごく戦でも輝けたとは言い難かったが、ついに出番無し。ただでさえ厳しいサバイバル、ここで試されもしなかったのは痛恨だ。ここからまた積み上げていこう。全ての経験を糧に、成長していくしか無いんだ。

試合

並々ならぬ意欲を感じさせる、キックオフ1分にも満たない時間での町野の宣戦布告のミドル。GKが触らなければ、バーを叩いてゴールにブチこまれていただろう。開戦のド派手な花火と共に、日本が韓国を攻めたてていく。

幾度もの好機を活かせずノーゴールだったが、この調子ならゴールは遠くないと思えた前半だった。ほぼほぼ韓国の攻撃は遮断できていたが、"あの"韓国がこのまま黙っているわけがない…と身構えていたのに、後半も全く怖さを出してこない。

いいんだね?やっちゃって。とばかりに後半だけで日本が3ゴールを叩き出し、これで韓国戦は世代別含めて近年何度目かの3-0完全勝利。3点目が、マリノス勢のお膳立てを沈めたのが町野というのがなんとも感慨深い。

谷も、信頼に応えるフラッシュセーブを見せてくれた。韓国のチャンスが少なすぎて活躍する機会は少なかったが、アピールには十分だっただろう。

総評:☆☆☆☆☆☆☆☆

ワールドカップまでの限られた時間と試合数の中で、初招集過多のJリーグ選抜で、当然のように結果を求められつつも、カタールW杯への最終アピールもしなければいけない状況。今回のE-1は、難しいというか面倒くさいミッションだったのだ。

明らかに実力の劣る香港には大勝したものの、勝敗度外視でドン引きしきったちうごくを崩せず、そんなんで韓国戦は大丈夫なのかと心配もしたが、何故か精彩を欠いていたとはいえ韓国に圧勝。よくやったと思いますよ。

そんな初招集組の中で、監督の期待に応えて、自ら大会前に掲げた3ゴールをきっちり仕上げた町野。どれだけの経験値を稼いできたのか。FW陣の選考枠で、残留圏ギリギリのところに顔を出すところまでは来れただろう。

谷はおそらくメンバー入りできるだろうが、町野は割って入れるかどうか。特徴は出せた。他のFWとの違いもある程度は見せられた。それでも、代表常連メンバーとも今回と同じ絵が描けるかどうかは未知数なのも確かなのだ。

メンバー表に名前が加われるかどうかは、可能性としては今は2割あったらいいなというくらいだと思っている。まずは怪我なく湘南で結果を残し続けていかなければ。9月の欧州遠征にも呼ばれれば、更に確率を上げるチャンスは巡ってくるだろう。

機会は無かったがロングスローは秘密兵器になりうるだろう。何ならニンジャポーズは海外マスコミには大ウケだろうw。是非とも連れてってほしいぞ!

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実際、185センチの長身で、速さと鋭さ、足もとの技術とタメを作る力を兼ね備えているFWというのは、そうそういない。2010年南アフリカ・ワールドカップを振り返っても、前線のターゲットマン不在に頭を悩ませた当時の岡田武史監督が、キープ力にも優れる本田圭佑を1トップに抜擢したほど。日本サッカー界が長年、追い求めてきた理想のモデルに近い選手が出現したのは朗報だ。

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次の試合は

代表ウィークが明けて、土曜日はアウェイで磐田戦ですよ。直近5試合で1分4連敗、10試合でも2勝2分6敗と波に乗れぬまま現在最下位。残留圏とはわずか勝ち点3差ではあるものの、苦しい戦いが続いていた。

そう、過去形なのかもしれないのだ。ここで試合が空いたということが、どれだけチームをリフレッシュさせたか。勢いを取り戻すには十分な時間だったかも知れない。そして中断前に勢いのあった湘南に、どんな影響があったのかもわからない。

ポツリポツリと新コロ陽性者が出ていたようだし。さすがにフル回転した町野はサブ登録だろうし。大岩さん茨田やーまん岡本あたりにはそろそろ帰ってきてほしいし。ウェリにもそろそろ存在をアピールしてほしいし。

何はともあれ、磐田さんに復調のきっかけを与えぬ勝利で、再び走り始めたい。久しぶりのヤマハスタジアム、行ってまいりますよ。