実は去年も広島さんは湘南相手にごっついターンオーバーしてきて、その時は返り討ちにしたんだよね。今年もその再現ができたらええなぁと思ってたんだけども。実際に先制ゴールも奪うところまでは順調だったんだけどな。
広島は選手を交代していくたびに強度が上がっていって、湘南は攻守がバタついていった。あっという間に同点にされた後も、何度と無く決定機を作られ続けた。よくドローで終えられたものだ、というくらいの大苦戦となった。
スタメン
明治安田生命J1リーグ第21節
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年7月10日
🆚 #サンフレッチェ広島 ⏰18:00KO
スタメン発表🔥
GK #谷晃生
DF #舘幸希 #大野和成 #山本脩斗
MF #石原広教 #池田昌生 #田中聡 #平岡大陽 #高橋諒
FW #大橋祐紀 #瀬川祐輔
SUB 馬渡 福島 畑 米本 ウェリントン タリク 町野#bellmare #ベルマーレ pic.twitter.com/N7Ja32j9Qn
大岩さんは間に合わず。カレーおかわりしたおスギのところは、やっぱり山本さん。平岡がスタメン…って、おや、茨田さんがサブにもいない。ここにきて謎の不在が増えてきたのが気になるなぁ。最前線は瀬川大橋。
そして町野がサブに戻ってきてた。足首のひねり具合を思えば、こんなに早いと予想していなかったが。途中出場で見せたプレーは負傷を感じさせないモノだったので、次節以降の完全復活に期待したい。
総評:☆☆☆☆☆☆
前半はターンオーバーしてきた広島さんは攻守に連動が若干甘くて、ミスから攻め込まれる場面があっても余裕をもって跳ね返せているように見えた。競り合いでも負けておらず、気持ちよく攻めていた…が、前半のうちにゴールは生まれず。
もう一歩踏み込んで斬りつけられれば崩せそうな感はありつつも、相手GKがめっちゃ当たっててゴールできず。相手が調子を取り戻す前に先制してしまいたいなぁという願いが通じて、後半開始早々に先制できた。
その瞬間、まるでピッチの中も観ている側も時間が止まったかのような、相手守備陣を置き去りにする素晴らしい切れ味な広教のスルー。コメントによればゴールを決めた池田の声に反応してのものだそうな。お見事。
終わってみれば、この時間帯が最後のゴールできるタイミングだった…かもしれない。ここから先、強度を増していく広島の猛攻に晒されて右往左往。それでも守備が崩壊しなかったのは、間違いなくチームの成長だろう。
ここで勝ちきって勝ち点3をゲットできていたら、勝ち点26で11位まで上昇、いよいよ中位への挑戦権を得ていた…というところ。まだまだ一足飛びにはステップアップはできませんよ、ということだろう。
これにて5戦で3勝2分で勝ち点11を荒稼ぎ。アウェイで上位相手に勝ち点1を持ち帰れたというのは、内容を考えればそれだけで十分な戦果だ。今はただ、足を止めずに積み重ねていこう。その先に"当初の目標"が見えてくることを信じて。
次の試合は
平塚に戻ってきて土曜日に福岡戦ですよ。福岡さん、ここ2戦を連勝して10位まで上昇。湘南とは勝ち点2差のダイレクトアタック。アウェイの対戦どうだったっけと思ったら…そうだ瀬川が前半でイエロー2枚で退場した日や…ドローだったけど。
そこまでは湘南のペースだっただけに、その再現を期待したいところ。そして瀬川がリベンジ弾でチームを救ってくれるだろう。広島戦でも"俺が決めてやるオーラ"がギラギラしていた。マークが激しくなるであろう町野を助けてやってくれ。