"攻め達磨"マリノスを公式記録でシュート4本に封じ込めて、ゴールこそ奪えなかったものの最後まで攻め立てて。「何としても勝ち点を」という想いが伝わる90分。
たった1つのプレー、時間にしたらほんの刹那の出来事。キャプテンでありディフェンスリーダーでもある広教の…何と言ったらいいのか「迂闊なプレー」で、勝ち点1すら持ち帰ることができなかった。このやりきれない感情は、どう消化したものだろう。
試合終了後、座り込み
— ベルマガ編集部【公式】 (@bellmaga_12) 2021年10月1日
ピッチを叩いては悔しさをあらわすウェリントン選手。#bellmare #ベルマガ pic.twitter.com/JHJxP1rRNF
スタメン
【J1リーグ第31節 横浜FM戦(H)スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2021年10月1日
GK: #谷晃生
DF: #舘幸希 #石原広教 #杉岡大暉
MF: #岡本拓也 #茨田陽生 #田中聡 #山田直輝 #畑大雅
FW: #町野修斗 #ウェリントン
サブ:富居 大岩 三幸 高橋 古林 大橋 池田#bellmare pic.twitter.com/WF8tqHBeSG
大岩が出場停止明けでもサブに。個人的には今年のベストはセンター大岩で左右に杉岡石原だと思っていたんだが、よほど舘が好調なのか。
いや舘がイヤだってわけじゃなくて、大岩センターが一番「不安が少ない」って意味でね。もちろんこの日の出来事とは関係なくね。対戦相手との兼ね合いもあるから、一概には言えないんだけどさ。
総評:★
実際の試合内容としては、せめてドローで終わってくれれば☆☆☆☆☆☆くらいはつけられたんだよ。全体的には準備してきたモノをきっちり発揮して、狙い通りの試合ができていた、ハズなんだ。
でも実際はそうはならなかった。たった数秒、ボールへの執着を失ったために。もちろん広教に全ての責任をかぶせてオシマイにできるわけじゃない。1点でも得点できていれば、広教とチームを救えたわけだしね。
ただ、100%でぶつかりあって競り負けたのではなく、一瞬でも隙を見せたが故の失点で負けたという事実。そんな試合を残留を争うシーズンの終盤でしてしまう虚しさ。どんなに前を向きたくても、ちょっとツラい。
首位と2位との連戦、2連敗で終わることもあるだろうとは思ってた。実際は、勝ち点2を拾い損ねて、そのおかげで降格圏。結果は同じでも、ダメージは比べ物にならないくらい大きい(主に俺の)。逆境を跳ね返すチカラは残っているか(主に俺に)。
次の試合は
代表ウィークを挟んで1週間半後になりますな。アウェイで鳥栖戦ですよ。今年は好調で上位をキープしているとはいえ、監督のパワハラ疑惑が燻り続けている。揺れるチームは直近3試合で1分2敗と、少々調子を落としている。
なんと徳島にも0-3と完敗してくださって、おかげさまで湘南が降格圏にズブリと落ちたわけで。余計なことをしてくれたお返しをせねばなるまいよ。
もっとも、湘南はそんな気分ではなかろうな。監督交代後は公式戦1分4敗、3得点10失点。そりゃあ降格圏に沈むわな、という戦績。この1週間半で何ができるのか、何を変えられるのか。シーズン終了まで残り7試合、残り7試合しかないのだ。