湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

ありがと浮嶋さん、よろしく山口さん

8月31日(火)に新型コロナワクチンの2回目の接種をした翌日、の今日。熱こそ無かったものの全身の倦怠感がハンパなく、会社を休んだんですよ。

あまりのダルさに一度早めの昼寝に入ったのが10時。12時過ぎに目を覚ましたら、とんでもないニュースが。ニュースが発信されたのは、10時45分。寝るのがもう少し遅かったら、危うく昼寝もできなくなるところだった。

浮嶋敏監督 退任のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト

山口智コーチ 新監督に就任のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト

山口さんのとこで、会長と社長の連名でこんなコトを言っている。

4チームが降格する今シーズンも残り11試合となり、一試合一試合、厳しさが増すことが想定される中、ギリギリの戦いを乗り越えるために、変化が必要と捉え、クラブとして大きな覚悟をもって、山口智に監督を委ねる決断をしました。

残り11戦。代表ウィークで2週間ほど試合感覚の空く期間。実行するタイミングとしては、ギリギリでアリのところだ。とはいえ外から招聘してくるわけでなし、ヤル気になればいつでもヤれたハズなのに、どうして今というタイミングなのだろう。

ベスト…というわけでもないのだろうが、柏戦のウルトラ大逆転負けのあとの五輪中断期間なら、ミニキャンプから新監督で挑めただろうに。大岩センターの新3CB+Wボランチで守備が安定したこともあるのだろうか。ううーむ、わからぬ。

15位の湘南ベルマーレが浮嶋敏監督の退任を発表 後任には山口智コーチが就任 : ドメサカブログ

ありがと、浮嶋さん。

8月31日を以って、監督を退任することになりました。今シーズン、クラブの目標である勝ち点50を目指す中、勝ちきれない試合が続いたことは、すべて監督である私の責任であります。
常にベストを尽くして共に戦ってくれた選手、日夜チームのために尽くしてくれたチームスタッフ、フロントスタッフ、アカデミースタッフ、そして、どんな時も熱く強く支えてくださったサポーター、スポンサーの皆様方、本当にありがとうございました。
シーズンはまだ続きます。このクラブにふさわしいのはJ1の舞台です。
そのためにチームは一丸となって残りの11試合を戦っていきます。
皆様には、より一層の応援をいただきますよう、心よりお願い申し上げます。 

前監督のアレコレを経て、チームがバラバラになりかけたところで、火中の栗を拾ってくれた。クラブにとっての大恩人と言ってもいい。

猪突猛進しか無かった湘南スタイルに、"遅攻"のエッセンスを持ち込もうと尽力してきて、時間はかかったけどそれはある程度成功したと感じている。一方で元々持っていたハズの"速攻"の切れ味は薄れ、得点力不足は解消されぬままだった。

「勝ちきれない試合が続いた」ことは、よく捉えれば「押し切られて負ける試合が減った」ということ。ここで得失点差を維持できたことで、下位集団でもアドバンテージを持てている。その歩幅は狭くても、チームは成長を続けてきている。

今年もここまでギリギリ残留圏、とはいえどん底でどうにもならない戦績/内容ではなかった。けして口にはしないだろうが、浮嶋さんも志半ばで終わることに忸怩たる思いはあるだろう。個人的にも、もうちょっと浮嶋湘南の行く末を見ていたかった。

今後のことが伝わってこないけれど、願わくば再び次世代の指導でベルマーレに残ってもらいたい。本当に乙彼様でした。ありがとうございました。

よろしく、山口さん。

急なことではありますが、監督のオファーをいただき、いま自分にできることを考えた時にやるという決断に至りました。半年前に湘南に呼んでもらい、恩がありますし、今の選手・スタッフに対しても思い入れがある中でこの大役を引き受けることとなりました。
チーム、クラブ全体が前向きにサッカーと向き合い、今以上に楽しめるようなチーム作りをしていきたいと思います。湘南というチームを今まで以上にカラーのある、魅力のあるチームにしていくことができるように、今いる選手・スタッフと共に前に進んでいきたいと思います。

クラブとしても、いつかは…というか数年後の近いうちの政権移譲ということは考えていたと思うんだよな。今年は早い段階から山口さんの存在がクローズアップされたりもして、クラブとも選手とも良い関係も築けていただろうし。

【湘南】3戦連続の無失点! DF舘が明かす堅守の要因は「あうんの呼吸」と「山口智コーチ」

現役時代、G大阪でJ1やACL制覇に貢献した経験がある山口コーチの言葉は的確で説得力があると、選手は口をそろえる。日々のトレーニングでは、戦術練習の合間に守備のポジショニング、状況判断などを指示。DF陣や個別の選手に映像を送り、細かい修正点を共有することもあるという。舘は「自分でもいいと思っていたポジションがもっと突き詰めなきゃいけないこともあると日々勉強になる」。浮嶋敏監督も「選手としての経験値をDF陣への指導に生かしてやってくれている」と信頼を置いている。

簡単には負けない湘南、ここ5試合で1失点の堅守! 劇的な守備力向上の陰に元日本代表の山口智コーチの存在 | サッカーダイジェストWeb

浮嶋監督曰く「さっぱり、あっさりしている関西人」と評された山口コーチは主に守備面を担当。練習や試合でのこと細かい選手へのフィードバックは的を射ている。「チーム全体で映像を共有するなか、毎日のように(山口)智さんがDF陣の動き、修正点を送ってくれる。その映像を見て、ぬかりなくやっている。自分では良いポジショニングをとっているつもりでも、もう少し突き詰めなければならないと考える。日々、勉強になっている」(舘) またやり方は違うが3バック・3ボランチは昨季のG大阪と同じ布陣とあってコーチングしやすいはずだ。就任して3か月。山口コーチの存在は欠かせないものになっている。

守備の構築で一役買っていたということは、監督になっても構築されてきた守備については継続されていくのだろう。あとは、もう一声の得点力を盛れるかどうか。

次の試合まで一週間半、山口色を出しきるには足らないだろうけど、どうせなら思いきったこともやってほしいな。4バックにするもよし、3トップにするもよし。今の戦力で出来そうなコトは何でも試してほしいぞ。

山口さん、湘南の残り11試合を貴方に託します。大変でしょうが、どうか4チーム降格の地獄のシーズンから湘南を救ってやってください。そしてクラブは、今シーズンの結果がどうなったとしても、来年も山口さんに任せるように!