走り高跳びという競技がありますね。五輪競技で観てた人も多いでしょう。目標となるバーの高さ目掛けて、助走をつけて飛び上がるアレです。この日の湘南は、ホントに華麗な助走を見せてくれていたんだ。実に美しいフォームで。
あとはバーを飛び越すだけというところまでは何度も迫っていったんだよなぁ。前半は100点満点と言ってもいいくらいだったし。それでも名古屋は飛び越したバーを、湘南は飛び越せなかった。バーの高さがイコールだったかどうかはわからんがw。
スタメン
【J1リーグ第24節 名古屋戦(A)スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2021年8月15日
GK: #谷晃生
DF: #大岩一貴 #石原広教 #杉岡大暉
MF: #高橋諒 #茨田陽生 #田中聡 #畑大雅
FW: #大橋祐紀 #ウェリントン #名古新太郎
サブ:富居 舘 山田 三幸 古林 池田 町野#bellmare pic.twitter.com/cRavJ4GzgO
大野も岡本もタリクもジュニもいなーい…。そんな状況なので杉岡氏がいきなりスタメンで再デビュー。目をみはるようなってほどじゃなかったけど、一年半の不在を感じさせない動きは見せていた。手薄のDFを埋める以上の輝きを期待するぞ。
ある意味原点回帰の3-4-2-1でも回せていたね。田中茨田のダブルボランチもうまく機能していたね。少しでも戦術の幅が広がるのは悪いことではない。
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総評:☆☆☆☆☆
バーの高さがイコールだったかどうかはわからんという話をしたけど、名古屋さんは連戦で日程的なアドバンテージがありーの、直前の負傷でシャビエル欠場だったりーの、バーの高さも通常よりは確実に下がってた、ハズなんだ。
チャンスは作れた。ただそれも「前半はブレーキをかけた状態で、それでもいいかなと思っていました」と名古屋の監督も言っていた通りに、前半我慢をしていた相手に乗じて、なんだよね。あと踏み切りのタイミングだけだったんだけども。
後半相手がネジ巻き直してきて逆襲くらうのやーだなーと思ってたら案の定で。後半は前半の良さを半分も出せず、押し込まれてしのいでしのいで、コーナーキックから押し込まれ。最後まで攻めるも、そこでバーを飛び越えられないからこその、5連敗。
後半明らかに流れが悪かったので、選手交代で何とかしたかったハズなんだけど、それも叶わず。流れを変えられる、武器の違う選手をサブに置いておきたいねぇ。徹底マークされすぎてるし、ウェリのスーパーサブもアリかもね。
次の試合は
土曜日にホームで清水戦ですよ。ガンバに競り負けて勝ち点差は3のまま。清水14位湘南16位で迎える、本当の意味でここで勝たなきゃいつ勝つんだって試合ですよ。あまりに湘南の流れが悪すぎますけども。
なぁ流れだなんだなんて話はどーでもよろしい(ノ`Д´)ノ彡┻━┻。もう助走だけを褒めるのは飽き飽きなんですよ。金メダルを穫れっつってんじゃないんだ。相手よりも高くバーを飛び越えるところを見せてほしいだけなんだ。
名古屋に負けたことで坂道を転がり落ち始めてる気配がするけども、ここで勝てばまだ止められる。少なくとも残留争いに清水を巻き込むことができる。下位4チームだけ取り残される事態は避けたい。7クラブくらいでわちゃわちゃしていたいw。