前節柏戦のアディショナルタイム大逆転負けの衝撃の癒えぬまま向かえた神戸戦。結果としてはスペシャルな3失点(3失点目はミスから献上したようなモンだったが)で、前節と同じく大逆転負け。起爆剤になる試合内容にはならなかった。
スタメン
【J1リーグ第21節 神戸戦(A)スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2021年7月3日
GK: #富居大樹
DF: #舘幸希 #石原広教 #大野和成
MF: #岡本拓也 #タリク #田中聡 #山田直輝 #高橋諒
FW: #町野修斗 #ウェリントン
サブ:立川 大岩 畑 名古 中村 池田 ウェリントンジュニオール#bellmare pic.twitter.com/ZpvSmucm9r
スタメンGKが富居。あれ、もう五輪招集だっけと思ったら、体調不良だったそうな。この日もスタメンだったタリクは、前半で交替。怪我でなきゃいいがと心配してたのに単にバテただけらしい。燃費の悪さは今年も変わらずか…うーん。
総評:★★★★
首尾よくタリクのゴールで先制できたまでは良かった。警戒していたはずのスルーパスからの抜け出しでど真ん中を通されて失点、前半終了間際にオーバーラップからのダイビングヘッドでニアをブチ抜かれて逆転を許して。
いや、相手を褒めるべき2点ではあったし、後半ネジを巻き直して丁々発止の激しい攻防を見せてくれたらそれで良かったんだけどね。あわよくば先に同点ゴールが決められたら…と思ったら、まさかのミスが起因の失点で突き放されて。
それからは神戸にボールを持たれて右往左往。いつの間にかシュート本数は神戸を上回ったりして、何とか打開しようという姿勢は見えたが…。試合の流れを押し返せるだけのモノは示せなかった。
研究され始めたベルマーレの[3-1-4-2] 懸念材料は、大きすぎる山田直輝の負担|theWORLD
研究され始めたというか、ずっとこのシステムなのだから、そりゃあ相手も対策してきますわさ。相手の弱い所を攻めるのなんて当たり前なんだから。それでもしのいで勝ち点を拾ってきたのが前半だったわけでさ。
この試合だって神戸は予期せぬ負傷で交替を余儀なくされまくって、ピッチもベンチも相当混乱したと思うんだよ。それでもそれを表に出さずに修正して、逆転につなげていける。それができるチームだから、上位にいるんだ。
次の試合は
天皇杯3回戦、ヴァンラーレ八戸戦ですよ。1回戦では秋田代表猿田工業サッカー部をシュート33本(!)で13ゴール(!)で粉砕、2回戦ではJ1横浜FCを90分で撃破して平塚に来襲。J3中位とかウソじゃろw。
さて湘南。十中八九ターンオーバーしてくると思うが、ウチのサブ組が社会人チーム相手のガチ試合で13点も取れるだろうか。それだけの攻撃力を有してる相手、キックオフの笛が鳴った瞬間から全開で行かないと、後手に回ったら危険だ。
何より、歯車の噛み合わないリーグ戦組のケツを蹴り上げて活を入れるような、「俺たちの湘南スタイルはこういうもんじゃろーが!」という意思を示せる内容と結果が必要だ。スタジアムにも行けず映像も観られないが、それができると信じているぞ。