湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第20節_vs柏(H)】『シャボン玉ブロークン』×2-4

壊れて消えた。後半戦連勝スタートも、中位戦線への上昇機運も、選手の笑顔すらも。試合後のピッチには、沈痛な雰囲気しか残っていなかった。ただの敗戦では済まない、ダメージの大きい結果になってしまった。チームにも、サポーターにも。

総評:★★★★

もう細かく振り返る気力も無いw。飲水タイムまでに押し込みまくって、町野のシュートで首尾よく先制。DAZNの実況によれば飲水タイムまでにシュート9(枠内7)と押し込んだ時間帯で先制できたことで、前半は良い流れで終えられた。

そして後半。オリベイラがハンドを取られてPKで追いつかれ。タリクの勝ち越しゴール…がハンドで取り消され、広教のシュートブロックが危うくハンドをとられそうになり。イヤな流れを払拭するウェリのバズーカヘッドでやっと勝ち越して。

この時点で77分。何があったとしても、このスーパーゴールの勢いをもって逃げ切らなければいけなかった。それだけのインパクトと破壊力のあるゴールだったのに。続いて町野の2ゴール目…が取り消されたことで歯車が狂ったか。

それでも柏の猛攻を跳ね返し続けて、あとはアディショナルタイムだけ…と思ったところに表示された時間は+9分。度重なるVARの介入により、とんでもない時間になっていた。選手達の精神的ダメージは如何ほどのものだったか。

2点を失って得たアディショナルタイムで、怒涛の3失点大逆転負け。せめて同点までで踏ん張らなければいけなかったが、立て直すことはできなかった。

『Jリーグ ジャッジリプレイ』を待つまでもなく、VAR介入によるゴール取り消しには文句はない、というか文句を言っても仕方がない。難しいとは思うけど、それでもピッチ内で切り替えて、その試合の勝利に向かって集中しなければいけなかった。

次の試合は

アウェイで神戸戦…なんだけども。とりあえず対戦相手のことはもうしばらく考えなくていい。中断前の3試合、アウェイ神戸戦、天皇杯八戸戦、ホームFC東京戦で、チームのダメージをしっかりと回復して立て直せるかどうかに注目したい。

特に天皇杯は重要。ここでコケたら負のスパイラルに陷りかねない。更にFC東京戦でルヴァン杯のリベンジを果たせたら、チームは息を吹き返すこともできるだろう。そしてもちろん、そんな3連戦の初日である神戸戦だって大事なんである。

表面的には立ち直れているようでも、実際の試合で何かあったらガタガタと崩れてしまう可能性がある。もちろん勝って終わりたいが、まずはチームとしてやりたい事を90分表現し続けて終わりたい。ベテラン勢の精神的タフさに期待したいところ。