本来ならば平塚開催のはずの日程が、相手のスタジアム事情で入れ替えに。更にはいつもの味スタでなく、駒沢で開催されるという。正式名:駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場、ここでFC東京の主催試合が行われるのは、実に8年ぶりだそうな。
スタメン
【YLCプレーオフステージ 第1戦 FC東京戦(A)スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2021年6月5日
GK: #富居大樹
DF: #山本脩斗 #大岩一貴 #田中聡
MF: #畑大雅 #茨田陽生 #オリベイラ #名古新太郎 #毛利駿也
FW: #石原直樹 #大橋祐紀
サブ:立川 岡本 大野 平岡 三幸 町野 ウェリントン #bellmare pic.twitter.com/GPNXDOwCXe
リーグ戦のメンバーがそうであったように、少しずつルヴァン組とリーグ戦メンバーの融合が進んでいる様子。3バックに田中、ワイドに畑、2列目に茨田名古。そして大橋が久しぶりに戻ってきた。そしてジュニが出てこれんな…怪我だろうか。
それにしても、前にも書いたけどオリベイラがチームにフィットしてきて、自信を持ってプレーしてるのが伝わってきて好感。リーグ戦のスタメンに割って入れるまでになるかはわからないが、今の状態なら代役は十分務まるんじゃないだろうか。
総評:☆☆☆☆☆☆☆
試合間隔も空いて休養十分の主力を惜しげもなく投入してくる相手に、ここまでルヴァン杯を戦ってきたメンバー主体で戦ったこの試合。前半からなかなかゴール前に圧力がかけられなかったが、粘り強い前からの守備でスコアレスで折り返す。
選手交代から互いに攻撃のギヤを上げていくものの、決定打には至らない。湘南はやはりゴール前の迫力が足りなかったし、東京は個のチカラで斬り込んでくるものの守備を崩せず富居の守備範囲&枠外にしかシュートを撃てず。
試合を決めたのは、今季3発目の一撃。湘南がここ数年求めていたモノである、ある意味理不尽なゴール。あれほど手を焼いていた相手の守備ブロックをタイミング一つで難なく破壊したのは、ウェリのバズーカヘッドだった。
拓也はウイングバックとしてすごく素晴らしい選手で、必ず良いボールを上げてくれると信じていて、彼がボールを持った時には良いボールのクロスが入るから準備していました。あとは決めるだけでした。
ほんの数秒相手のチェックが遅れただけで、あそこまで見事なアーチの正確なクロスが蹴れるのは本当に素晴らしい。それを結果につなげてくれるウェリの破壊力もね。単純な攻撃こそ、決まる時の破壊力はハンパない。見事なゴールだった。
東京の猛攻を最後までしのぎきった守備の堅さは、メンバーが代わっても同じように発揮できる域まで達しているようで一安心。シュート数の多さほどにヒヤヒヤもしなかったしね。富居が好調なのも頼もしいくもあり、ありがたいね。
これにて平塚ではスコアレスドローでも突破、ウノゼロ敗戦でも延長戦という状況。もちろん有利なことには変わらないけど、先制点を奪われた途端に流れが変わるぞ。この日のことは忘れて、ワンマッチの決定戦のつもりで行きたいところだ。
次の試合は
水曜日に天皇杯2回戦ですよ。相手はJFLのF.C.大阪。…ああもうとってもイヤ。つい最近だもの、JFL三重相手にハットトリック含む4失点でズタボロ負けしたの。
2019年7月3日(水)2019 天皇杯2回戦 VS ヴィアティン三重 « 湘南ベルマーレ公式サイト
湘南の夜空に輝いた、オレンジの光。〜写真で振り返る天皇杯2回戦〜 | ヴィアティン三重公式サイト
【天皇杯・2回戦_vs三重】 『アリの巣コロリ』×0-4 - 湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2
湘南としては負けられないのはもちろんだけど、選手選考も頭を悩ませる。ルヴァン組は連戦では使いにくい。かといってプレーオフ第二戦が週末に待っている以上、リーグ戦メンバーはできるだけ使いたくないハズ。
疲労覚悟でルヴァン組を電池切れまで使って選手交代でしのぐのか、リーグ戦メンバーを思い切り投入した上で前線と中盤をハーフタイムで入れ替えるのか。プレーオフをルヴァン組に任せて、リーグ戦メンバーで全力で戦うのも手ではある。
何にしても、心のキズをこれ以上増やさぬように、まずは何としても勝ってもらわないとねw。今年のチームなら、そう簡単に無様な事にはならないと思うけども!