広島のスタメンは、前節から11人全員交代だったそうな。シーズン終盤戦で疲労蓄積はどのチームでも同じこと。湘南戦以降の対戦相手が札幌/FC東京/柏/名古屋の広島としては『ここしかない』と決断したのは、まぁ理解できなくもない。
同時に、湘南側…いや主に俺が侮られたと感じたとしても仕方がないと思ってほしい。なので、前半の湘南ペースの間はウキウキが止まらなかった。急造チームが湘南のホーミングプレスに右往左往していたのは、実に愉快痛快であった。
スタメン
【J1リーグ第29節 広島戦(H)スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2020年11月25日
GK: #谷晃生
DF: #舘幸希 #石原広教 #大野和成
MF: #岡本拓也 #茨田陽生 #柴田壮介 #齊藤未月 #畑大雅
FW: #松田天馬 #中川寛斗
サブ:後藤 大岩 坂 オリベイラ 古林 大橋 指宿#bellmare pic.twitter.com/oc29sPNoVM
注目のDF3枚は舘/石原/大野。田中はどこいった?ってのはともかく、坂や大岩が漏れるというのは、それだけ広教への信頼が高まったということなのだろう。前への推進力と共に守備が改善されていくなら、それが一番良いのだが。
で。そういや最近金子の姿を観ないな、負傷か? …と思っていたら。
浦和 湘南・金子の獲得濃厚 五輪世代のボール回収能力高いMF― スポニチ Sponichi Annex サッカー
【浦和】東京五輪世代の湘南MF金子大毅獲得へ : スポーツ報知
バカー! やめてー! 勘弁してー!><
総評:☆☆☆☆☆☆
前半☆8、後半☆4ってとこかしら。キックオフから押せ押せでコーナーから空中戦を完全に制して先制点も奪えた。前半のうちに2点3点と追加点を奪って試合の大勢を決めてしまいたかったくらいの圧倒的な前半だった。実にもったいない。
しかし流石広島、流石城福さんというべきか。ハーフタイムでしっかり立て直しされて猛攻に晒された。同点で踏ん張れて、終盤には逆にゴールに迫り返して成長を示せた。スタッツを見比べてもドローという結果には文句は無い。のだが。
…勝ちたかったな。完全ターンオーバーを後悔させてやりたかった。
忘れてた。中盤での柴田抜擢、初スタメン。監督からお褒めの言葉もあったが、実に堂々としたプレーを見せてくれた。前半が湘南ペースで試合にスムーズに入れて、自信が確信に変わったのも大きかったかもしれない。これからも頼むぞ。
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【湘南ベルマーレ×サンフレッチェ広島|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第29節 | 2020シーズン|Jリーグ
次の試合は
アウェイで清水戦ですよ。清水さん、最近ちょっと上り調子。ホームで連勝のあと、札幌でボコボコにされても、直近の前節アウェイ横浜FC戦で勝ち点3を積み上げてきた。ホームの連勝を伸ばすために、気合いを入れてくるだろう。
この終盤でこの勝ち点差の16位17位直接対決というシチュエーションで、負けるわけにはいかない。何より、通常のリーグ戦だったとしても湘南は残留に値する存在なのだと示すためにも、残り5戦で直上の横浜FCと鳥栖を捕らえたい。
やっと右肩上がりになってきた今のチームで、どこまで巻き返せるか。降格が4チームになる来年に向けての、重要な助走でもある。内容と結果を求めたいぞ。