結論から書いてしまうと、初勝利の鹿島戦以降で最も期待感が高まった試合だった。内容だけで比べたら、勝利した鹿島戦よりも良かったかもしれないくらい。
今の湘南は、レースゲームで目指すタイムで走るゴーストカーを追いかけている状態。これまではコースアウトしたり他車に引っかかったりで影も形も見えなかったけど、ようやく長めのストレートの端と端くらいまでは来れたのかもしれない。
スタメン
【J1リーグ第9節 広島戦スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2020年8月9日
GK: #谷晃生
DF: #岡本拓也 #大岩一貴 #大野和成
MF: #鈴木冬一 #齊藤未月 #福田晃斗 #金子大毅 #馬渡和彰
FW: #岩崎悠人 #指宿洋史
サブ:富居 石原広 松田 古林 タリク 石原直 大橋#bellmare pic.twitter.com/NfD0LzpTxQ
坂が謎の欠場で姿を消し、GK谷がしっかりスタメンを確保して、冬一馬渡がサイドを固め、最前線には指宿岩﨑。そういえば坂ばっかり気にしてたけど、やーまんの姿がここ2戦見えないな。細かく怪我人が出ているなら心配だ。
岩﨑はなんだかんだと起用され続けているね。そろそろ結果が欲しい。まぁ本人が一番欲しがっているだろうが。途中交代が多いけど、腐らずゴールを目指すのみよ。
総評:☆☆☆☆☆
今後への期待もこめて☆1つ追加。キックオフ直後にクリアミスからゴールに迫られて頭抱えたけれどもw、試合全体では支配率ほどには圧倒されたとは感じなかった。
谷の好セーブもあったし、GKが前に出てるところで狙われたウルトラロングシュートがポストに弾かれたりという幸運もあった。それでも被シュート20本で1失点で耐えきったのは、粘り強い守備ができた証だ。
まぁその失点の形が、前半の最後の最後に、攻め残ってた浅野をドフリーで放置してダイレクトボレー決められたってのはアカンのだけどもね…(´ε`;)ウーン。
攻撃は押し込まれながらも何度か堅守広島のブロックをパスでかいくぐってゴールに迫れていたので、ちょっと希望が見えたかなと。自陣深くからロングカウンターでクロスまで持っていけたの、いつ以来だろうか。手応えがあったんじゃないかな。
【サンフレッチェ広島×湘南ベルマーレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第9節 | 2020シーズン|Jリーグ
次の試合は
平塚にガンバ大阪を迎えての、ル杯グループステージ最終戦ですよ。ガンバさんは前節で大分と引き分けて、ここで勝っても勝ち点4で突破の可能性は潰えている。
湘南は勝ち点6まで伸ばせば可能性は出てくるが、グループAの川崎名古屋が既に2勝していて得失点も差があるので、勝敗がついたとしても片方が大勝してくれて初めて…というところか。何にしても、まずは勝たないことには始まらない。
遠くに見えるテールランプを追いかけて、ラップタイムを少しずつでも削っていかなければ。まずはコースアウトしないこと。相手に引っかからないこと。わずかでもアクセルを踏む時間を長くすること。まだまだレースは続いていくんだ。