湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第7節_vs川崎(A)】『遅攻拙攻ネコジャラシ』×1-3

2017年の千葉戦を思い出していた。あの時も相手の猛攻に圧倒され、手も足も出ない時間帯が続いたものだ。あの時と違うのは、必死に湘南を倒しに来ていた千葉に対して、川崎には終始余裕が感じられたことだ。

後半開始直後くらいのツイート。猫にネコジャラシでホーレホレとちょっかい出して、猫がウニャウニャと反撃してるつもりになってる、あの構図である。

試合

ようやく坂を休ませ、前節に続いて岩﨑が先発。もっとも前節ほど見せ場は作れなかったのは仕方がない。何せ前半は前に全くと言っていいほど出られなかったのだから。

湘南は、鹿島戦の再現を狙って前半を耐えに耐えた。後半からようやく守備のブロックごと押し上げて、ゴールに近寄ってきた57分。唐突に先制ゴールが生まれた。しかもそれは年イチレベルのスーパーバイシクルシュートだった。

当然のごとくDAZNベストゴール。これぞ現役ノルウェー代表FWの実力というカンペキなシュートでの湘南初ゴール。これでケチャドバなゴール量産できるといいな!b

 

…先制したわずか4分後に前がかりになったところをカウンター食らって山根にお礼参りの同点ゴールを許し、石原がトラップミスったところを掻っ攫われて、逆転ゴール。

あの日の千葉戦は、踏ん張って、跳ね返して、相手を焦らして、ようやく掴んだ82分のコーナーを一発で決めきって、最後まで守りきって勝利を掴んだ。最後まで相手の余裕を奪えなかったこの日、そこからゴールを奪う余力は残っていなかった。

総評:☆☆☆☆☆

タリクの初ゴールで☆1つ追加。コバショーとタリクがあの瞬間川崎を凌駕してみせただけで、あとの時間帯は川崎様の掌の上。パスを回すという事に関して、こんなに差があるとはね。ボールを動かして攻撃したいなら、この日の川崎が良い先生だ。

で、触れないわけにはいかない広教くん。プレスから逃げるための横パス(これがまた速さもコースも中途半端)を、ありえないトラップミスしてしまったね。

もちろん二度と見せてほしくないし、猛省してほしいんだけども。前半から押し込まれ弄ばれ続けて疲弊した結果なんだよね。チーム全体のストレスがたまっていって、爆発したのがあの瞬間だった。けして広教だけのせいじゃない。

ただ、それでも。あの場面でミスをしないでクリアなりパスをつなげてみせないと、ポジションを任された甲斐がないと思わないかい。今回の出来事が、次への成長のステップになってくれることを期待するぞ。


【川崎フロンターレ×湘南ベルマーレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第7節 | 2020シーズン|Jリーグ

次の試合は

土曜日に平塚で桜大阪さんですよ。ここ2戦はドローなれど、7試合で4勝2分1敗で4位タイと好調を維持。得点は湘南と同じだけど、失点が湘南13に対してわずか5。7試合で5失点は十分に堅守を誇っていいだろう。

遅攻にチャレンジしている浮嶋湘南なれど、ここまでは攻撃がシュートにつながる前に相手にボールが渡ってしまって、崩れ始めると複数失点…みたいな展開が多すぎる。まずは失点しないこと…というよりも、攻撃を最後までやりきることだろう。

何故中川が重宝されるかと言えば、守備のスキマに顔をだしてパスを引き出したり回したりのリンクマン的ムーブができるからだろう。遅攻を活かすためにも、まずはパスをきちんとシュートにつなげること。もっと積極的にボールに関わっていこう。