湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【YLC・第5節_vs横浜FC(A)】『かけ忘れたカンヌキ』△1-1

帰省中の実家にタブレットを持参したのは、少しでも大きい画面で湘南の試合を観るためだ。時間に余裕があったら少々歩いてネカへに行くところだが、この日はデータ容量を湯水のように使ってw、スカパー!オンデマンドで試合を観るつもりだった。

配信が始まって「まーた実況桑原さんなのか、今年多いなw」なんてニコニコしていたら、開始数分で映像途絶。以降、試合終了までに映像が戻ることはなかった。アクセス過多が原因とか、何年この事業やってんのって話だ。

【重要】5月5日(水)に発生したスカパー!オンデマンドのアクセス障害に伴う返金について

配信サービスとして致命的なトラブルだったという認識はあったらしい。腹は立ったがそこまでは求めてなかったんだが、返金してくれるそうな。┐(´д`)┌ヤレヤレ

スタメン

サブにさっそく新ウェリことジュニが、そして出遅れていた畑も名を連ねた。これでいよいよ本格的に全員集合。呑気に構えている選手がいるとも思わないが、リーグ戦常連の選手達もうかうかしていられないぞ。

そしてさっそくうかうかしてられない町野。ここまでターンオーバーしてきたルヴァンで直前のリーグ戦からの連続スタメンということは、控えめに考えても次のリーグ戦のスタメンは考えにくい。見せ場だったんだけどなぁ。

この日の使われ方を見るに、ジュニは旧ウェリことウェリと同時起用がしばらく続くんではないかと思われる。週末のリーグ戦は、ウェリ大橋で始まって後半途中でジュニ投入なんて流れがありそう。大橋を残すか大橋と交代かはさておき。

総評:☆☆☆☆☆

ウンザリするような強風の中、風上の前半はうまく立ち回ったように見えた。風を利した攻撃もできて、攻めていたけど無失点なんてこともなく、平岡のプロ初とは思えない華麗なゴールで先制もできた。浮嶋さんの想定以上の前半だったんではないか。

逆に後半風下に回ってからは、風に翻弄されて窮屈なプレーが目立つようになっていった印象。そんな中でも守ってきたからこその"ベルナチオ"だったんだが、この日は豪快な同点ヘッドを決められてしまった。

ウェリジュニ、さらに畑も投入。そしてオリベイラが一度ピッチ外に出て戻ってこれない間。あの瞬間は、今まで以上に集中しなきゃいけなかったところだったね。

そういえばオリベイラが急速に良くなってきている。迷いながらプレーしていたような時期はどうしたものかと思っていたがw、今は自信を持ってプレーできているように見える。同郷の選手が合流したのも良い影響を与えているのかもしれない。

勝てばグループステージ突破が決まっていたところを取りこぼしてしまったが、新しい戦力も試せたし、それほど悪くない内容と結果だったハズ。しかし、ドロー沼が続きすぎて勝利を渇望する今となっては、残念ながら手放しでは喜べない。

そして皮肉なことに、グループステージ最終節はドロー以上で勝ち抜けらしい…。

 

次の試合は

そして舞台はリーグ戦に戻り、日曜日にホーム平塚で大分を迎撃ですよ。大分さん、7連敗という長いトンネルを前節清水戦で抜け出したところ。さぁここから降格圏脱出と息巻いて乗り込んでくることだろう。

そして湘南。トンネルでこそないが、それほど明るくはないドロー街道をバクシン中。最初のうちは意気揚々と勝ち点1だと喜んで歩いていられた街道だったのに、気がつけば薄ぼんやりとした霧の中で細い鉄骨を渡っている気分。

何度も書いているがこのドロー橋、渡りきらないと…勝ってドローを終わらせないと、致命傷になりかねない。勝ち点3につなげて初めて、積み重ねてきた自信を確信に変えることができる。胸を張ってこの勝利のための連続無敗だったんだと言える。

チリツモの勝ち点で即座に大分に並ばれたりはしないが、湘南も大分も2勝しかしていないという事実は変わらない。どちらが勝って中位を追いかけるか、負けて降格圏に引かれていくか。今はギリギリ踏ん張れているが、そろそろ正念場だぞ。

おまけ

札幌戦の湘南サイドのオフサイドの件。おかしいな、VARが常設されたらもう理不尽なゴール取り消しからは開放されると思ったのにな…(´;ω;`)。

おまけ2

Jリーグ公式で、三幸の特集記事が。未見の人は是非是非。読み応えありますぞ。

【J1・第12節_vs札幌(H)】『凝り固まったバランス』△0-0

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7G→8G→メインと観戦場所を移動してきたので、初めてのバックスタンドというわけではない。でも自分でバックSS席を買って観戦するのは初めて。要塞の真ん前であり、つまりはいつもの席の真正面でもある。なかなかに新鮮な景色であった。

この日は(も?w)やたら風が強くて、ピッチ上では置いたボールが蹴る前に転がってしまうほどで、選手もかなりやりにくそうに見えていた。

バックSS席では左斜め前方から風を受けていた。日除けにかぶっていた帽子が、水分補給のために外したマスクが、油断した途端に何度か飛ばされてしまった。日が出ている間は暑いくらいだったが、ちょっと雲に隠れると風で寒く感じるほどだった。

スタメン

アンカーの選択の最優先は中村の様子。それでいて田中をDFに下げずに大野を起用するのは、最近の守備が安定しているからというのもあるのだろう。というわけで田中がサブ落ちしてしまった。経験値的には試合に出し続けたいところだけど。

そのサブにウェリと共に名を連ねたのは、謎の負傷で出遅れていたタリク。いやー待っていたぞよ。・゚・(ノ∀`)・゚・。 試合前のアップではウェリとコンビで身体を温めていた。こうやって対峙すると、やっぱウェリってデケーなw。

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総評:★★★★★

強風もあって互いに狙ったプレーができず、剣先をガチガチとぶつけ合ったまま終わったような試合だった。事故の失点もラッキーの得点もなく、互いにネットを揺らしながらも仲良くオフサイドでノーゴールのスコアレスドロー

しかし継続はチカラなりってことで、負け無しのクラブ新記録だそうだ。何が悪いわけでもなくズルズルと負けていた時代を思えば、『ベルナチオ』なんて呼ばれる時代が来るなんてね。間違いなくチームは成長しているよ。

湘南鉄壁守備「ベルナチオ」あうんの呼吸で7戦負けなしクラブ新記録 : スポーツ報知

ただ、やっぱりドローはドローなのですよ。今以上を望むなら、どこかでゴールを奪わないと、お話にならない。大橋町野のコンビは、ファーストディフェンダーとしての役割は十二分に果たしてくれているけど、その点でやはり物足りない。

好機に絡むこと自体が才能なのだが、やはり町野は悪目立ちしてしまっている。ハイライト動画にもある25分のFKの場面と、57分に後方から縦パス一本で抜け出した場面。どちらも、せめてどちらかでも、強く枠内に叩き込んで欲しかった。

現状のチームのポテンシャルを100%近く発揮できているからこその安定した守備なのだとしたら、慢性的な得点力不足も今のままでは解消できないということ。ここから壁を破るには、凝り固まったバランスを一度自ら崩していくしかない。

終盤のタリクのオーバーヘッド(クロスバー)→こぼれ珠に反応して体勢を崩しながらもボレーシュート(GK反応)の場面。その泥臭くゴールに向かい続ける姿勢に、光明を見た気がした。

次の試合は

水曜日にアウェイで横浜FC戦ですよ。リーグ戦では唯一未勝利が続いているものの、混戦のグループステージでは柏を破って2位に浮上。神奈川ダービーでの勝利でステージ突破&リーグ戦に良い流れを今度こそ、の想いだろう。

もちろんソレは湘南も同じことだ。この試合の勝利の価値がとんでもなく高い上に、ドロー沼の先の勝敗は天と地ほどの差がある。DAZNが「GWはライバルウイーク」なんて盛り上げているが、この一戦も今年の今後を左右するライバル対決の大一番だ。

勝利を目指すのと共に、前述の前線の組み換えもリーグ戦から逆算して行わなければいけない。今までは前線の選手の組み換えが出来なかったが、開幕前に想定していたメンバーがようやく揃った今なら、何でもできる。

守備を破綻させずに攻撃の鋭さを増す前線の最適解は、必ずあるハズだ。 もちろん大橋町野が覚醒してくれてもいいのである!!

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