湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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映画鑑賞履歴(1904~1908)

うぬう、もっと定期的に書きたい…というか書き溜めしておけばよかった…。というわけで今年中盤の映画鑑賞記録、はっじまっるよー。今回のお品書きは7本です。

アベンジャーズ/エンドゲーム
・プロメア
ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ
・4週連続スペシャスーパー戦隊最強バトル!!
ガールズ&パンツァー最終章/第2話
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
・劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

 アベンジャーズ/エンドゲーム

  • 04/26(金) ユナイテッド・シネマとしまえんIMAX/3D/字幕】※最速上映
  • 05/07(火) 立川シネマシティ aスタジオ【極上爆音/2D/字幕】
  • 06/23(日) 立川シネマシティ kスタジオ【2D/字幕】

 アベンジャーズ/エンドゲーム|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|マーベル公式|Marvel

アベンジャーズ/エンドゲーム - Wikipedia


「アベンジャーズ/エンドゲーム」MovieNEX 予告編

『インフィニティ・ウォー』での衝撃の敗戦から1年、ようやくの完結編。映画界的にも話題作故に、公開初日04/26(金)の0時直後からの最速上映が各地で開催。真夜中の1時間以上のチケット争奪戦の末、何とか参戦することができた。

参戦したとしまえんでの上映時間は、24:15~27:30。3時間以上の上映時間、貴重な最速上映をトイレで無駄にしたくなかったので、その日…というか前日は朝イチ以降は水分摂取を全くしないで映画館へ。無事乗り切ることができた。

最速上映だけでなく、事前情報を拾えるだけ拾ってからGW最後に駆けつけた立川、ロングラン上映の間にシリーズの過去作を『アイアンマン』から全て順に追ってから最後に観た立川。それだけしか劇場で観られなかったのは、もったいなかったな。

個別の物語(川)が集まって文字通りの大河ドラマとなって、積み重ねてきたキャラの個性と関係性が、綺麗に畳まれて昇華した。この結末を目指していたわけではないハズなのに、最初からそうであったかのような大いなる奇跡を目の当たりにした。

トニー・スタークは、自分の会社の兵器製造の現実を知り、自らも殺されかけたことがきっかけで、その知力と財力でアイアンマンとなった。それからは贖罪のように戦い続け、最後には命と引換えに人類の未来を救った。若きスパイダーマンに後を託して。

スティーブ・ロジャースは、人体実験によりパワーを得て超人兵士キャプテン・アメリカとなった。勇気と正義と不屈の闘志で真のヒーローとなった彼は戦い続け、この戦いの勝利で、過去に戻って自らの人生をやりなおす選択肢を得た。

全く別々の人生を歩んできた2人が出会い、時に反発しあい、時に相容れられぬ主張から戦い、それでも最後には認めあった。2人は、命を弄ぶ魔神にも、自らの人生にも勝利したんだ。完全なハッピーエンドでは無かったかもしれないけれど。

生き残ったヒーロー達の物語は続く。新たなヒーローの物語も作られていく。その全てはインフィニティ・サーガの大成功があってこそ。この"偉大な一歩"に間に合って、立ち会えたことに感謝。出来ることなら『アイアンマン』から映画館で観たかった! 

プロメア

映画『プロメア』公式サイト 5/24(金)全国ロードショー / プロメア - Wikipedia


映画『プロメア』ロングPV 制作:TRIGGER  5月24日〈金〉全国公開

あの『グレンラガン』や『キルラキル』の組み合わせが作り出す、新たな映画オリジナル作品とあっては、期待せずにはいられなかった。これまたできるだけ情報を遮断したまま当日を迎え、映画館にスキップしていったわけですが。

つまらなくはなかった…いやいや面白かったよ。ただ、それだけだった。コチラのこれくらいのレベルのモノは作ってくるだろうという予想を蹴り飛ばして、心を鷲掴みにして揺さぶってくるような勝手な期待は、上回ってはこなかった。

5月末の上映開始から、9月の頭時点でもロングランが続いているのだ。きっと俺が感じられなかった魅力がたくさんあっての人気なのだろう。ただ自分の中で『グレンラガン』や『キルラキル』を越えてこないのならば、複数回観るほどでは無かった。 

 ゴジラ/キング・オブ・モンスターズ

  • 06/01(土) 立川シネマシティ aスタジオ【極上爆音/2D/字幕】
  • 06/08(土) 109シネマズ川崎【IMAXレーザー/3D/字幕】

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』公式サイト / ゴジラ キング・オブ・モンスターズ - Wikipedia


映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』予告3


Godzilla: King of the Monsters - Final Trailer - Now Playing In Theaters

マーベル・シネマティック・ユニバース」の成功に味をしめた(?)映画界。怪獣映画の世界でも「モンスターバース - Wikipedia 」が生まれたのは必然だったろう。3作目の本作で、いよいよ怪獣同士が出会ってしまう。楽しみで仕方がなかった。

テロリストとマッドサイエンティストが手を組み、世界各地で発見/保護/調査されていた怪獣達を開放してしまう…という導入。登場人物にもう少しマッドな連中が少なければ、人類側の被害は未然に防げたかもしれない。

しかし、目覚めてしまった。モスラが、ラドンが、キングギドラが。モスラゴジラに寄り添い、ラドンは戦って破れたギドラ側についた。いざ決戦の幕が開けば、着ぐるみと操演だけでは辿り着けなかった、新たな怪獣バトルのステージ。

パシフィック・リム』が拓いた新世代の「巨大ロボ対怪獣」の流れ(実際共演の話もあったとか無かったとか)を受け継いだ、新世代の「怪獣プロレス」。BGMなどにも過去の東映作品へのリスペクトを忘れない、大満足の映画となった。

不満なところがあるとすれば、前作『キングコング』で日中の明るい時間帯のバトルばかりだったのに、バトル場面が大抵暗かったことかな。次回作のコング対ゴジラは、その辺りが改善されてるといいんだけど。

そう言えば、最初ギドラに服従してゴジラモスラに挑み、ゴジラに破れたらそそくさとゴジラにも平伏するラドンが、ネット方面で『ゴマすりクソバード』なんて二つ名をつけられる哀しい事件があったね…w。活躍が増えるといいんだけど。 

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック)

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(オリジナル・サウンドトラック)

 

 4週連続スペシャスーパー戦隊最強バトル!!

 4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!! - Wikipedia

4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル‼ 最終回を終えて ご視聴ありがとうございました | 東映[テレビ]


『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル‼』BATTLE1 予告 / TVCM2

これ自体は映画じゃないんですが、いちおー。テレビで戦隊モノの節目にやったスペシャル版を1本につなげたヤツの上映会だったんですな。

仮面ライダーシリーズはまだ数年に一度は観てるんだけど、戦隊シリーズは『特捜戦隊デカレンジャー』と『海賊戦隊ゴーカイジャー』くらいかな、まともに観たのは。この2つはホントに面白いからね。騙されたと思って観てもらえたら嬉しい。

今回のスペシャル、デカレンからもゴーカイからも客演があったので、チャンネルを合わせてみた…というところ。そうでなければ観なかった、かな。

優勝すればどんな願いもかなう…なんつー怪しいイベントに、正義の意思燃える戦隊メンバーが嬉々として参加してるのは、よく考えたら少々アレなんだけどもね。ま、これだけの人数が集まるのはそれだけで楽しいお祭りですな。十分楽しめました。 

4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル! !  特別版 [Blu-ray]
 

ガールズ&パンツァー最終章/第2話

  • 06/17(月) 立川シネマシティ aスタジオ【極上爆音/センシャラウンドファイナル シネマシティMix】

ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト / ガールズ&パンツァー - Wikipedia


【再掲】『ガールズ&パンツァー 最終章』第2話 劇場本予告(60秒)

ガルパン最終章の2話目。大会を勝ち進む主人公チーム大洗女子。今回対戦が決まったのは知波単学園。イノシシが如くバンザイ突撃しか脳がなかったチームが、劇場版での経験を経て、変幻自在の戦術で成長を見せる。

…しかし、どうしても上映時間が短い上に、試合の途中で分断されちゃうのは少々ツラいな。仕方がないとは言わないぞ、1試合1話にすりゃいいだけじゃんか。とりあえず今回からは単発のみで。 

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム

  • 06/29(土) シアタス調布【ULTIRA/2D/字幕】
  • 07/06(土) 109シネマズ二子玉川【2D/字幕/吹替】

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』 | オフィシャルサイト| ソニー・ピクチャーズ | ブルーレイ&DVD&デジタル発売

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム - Wikipedia


【本編映像】<新たな師 ミステリオ>編 映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』6月28日(金)公開

『エンドゲーム』で、一つの戦いは終わった。しかし当然ながら、人々の生活は続いていた。それは一般人に近いヒーロー「親愛なる隣人」スパイダーマンとて同じこと。ましてやトムホ版ピーター・パーカーは、恋の一つも夢見てしまう高校生なのだ。

というわけでこの映画は、ヒーローの師である"アイアンマン"トニー・スタークのいない現実と向かい合いながら、真のヒーローに成長する物語。

ピーターの心にぽっかり空いた穴を埋めるように現れた、父親のような優しい包容力で近づく謎の新ヒーロー、ミステリオ。彼に心を開き、信頼し、トニーからの遺品たる最新装備をミステリオに託してしまう。

しかし、ミステリオの狙いはまさにそこだった。ピーターの信頼を得てトニーの遺産を奪い、自らの偽装を更に完全にすること。ミステリオとは、トニーに恨みを抱く集団が最新の技術と映像効果で生み出した、偽りの英雄だったのだ。

元のコミックを知っていたなら想像もできただろうが、映画の中盤でコイツの正体がバレる瞬間は心の底から驚愕したものだ。まさか自らの特殊能力だけでなく、街を破壊する敵までも、その技術で作り出していたとは!

ピーターだけじゃなかった。アイアンマンとキャプテン・アメリカが消えた世界は、新たなヒーローを欲していた。世間が欲しがる存在として現れることで一気に世界の中心に立とうなんて、なんて頭の切れるヤツなんだミステリオ(を作った連中)。

「人は信じたいものを信じる」。これはこの映画だけの話だけじゃなく、現代社会に通じる話でね。テレビ、ネット、あらゆる情報。耳に、目に心地よいモノだけを選別できちゃう時代だからこそ、その真贋は気にしていきたいものだ。

ストーリー的にはもちろん最後は全てをひっくり返し、独り立ちしたスパイダーマンが勝つわけだが、重厚なストーリーと並行して、甘酸っぺー青春ドラマも展開していく。ヒロインMJ役のゼンデイヤが可愛くて可愛くもう、ねw。

自立したスパイダーマンに彼女ができ、世界に正体がバレるという今後への引きが十分なされたところで、トムホ版スパイダーマンはMCUから離れることに。

『アベンジャーズ』ルッソ監督がスパイダーマンのMCU離脱騒動に驚かない理由 ─ 「そもそもが難しすぎた」 | THE RIVER

どうか、今後作られる新作のトムホ版スパイダーマンから、MCUでの思い出を奪わないでやってほしい。それがあってこそ、立ち上がれたヒーローなんだから。 

【※10月3日追記】

なんと、トムホ本人が折衝に動いて、蜜月がもう少しだけ続くらしいヽ(=´▽`=)ノ。これは本当にめでたいことですよ。スパイダーウェブが紡いだ奇跡ですな。

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer

  • 07/27(土) 立川シネマシティ cスタジオ
  • 08/07(水) 立川シネマシティ cスタジオ
  • 08/19(月) 立川シネマシティ jスタジオ

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer - Wikipedia

イントロダクション & ストーリー | 劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer 


『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』特別映像⑥

仮面ライダーシリーズはまだ数年に一度は観てる」って上で書いたけど、『ジオウ』もコレに当てはまってましてね。結構楽しんで毎週観てました。なので、いつか劇場版も観に行くことにはしてたんだけども。

何ならテレビ版が終わってからでも行けたら十分かなぁ…なんて思ってたら、公開直前に、トンデモナイ情報が。木梨憲武氏のインスタに、かつての『仮面ノリダー』木梨猛と、『ジオウ』常磐ソウゴの変身ポーズでのツーショットが!? 

『ノリダー』はかつて無許可パロディとして東映の逆鱗に触れ、ソフト化すら出来なくなっていた(仮面ノリダー - Wikipedia)というのに、コレはいったい何事なのだ。数年前に東映が『仮面ノリダー』を商標登録してたらしいのだが(j-platpat)。

ただ確かに本人が「木梨猛+仮面ノリダー!!」「本編デビュー!」と告知している。しかし「#木梨猛変身できないの巻」なんてことも書いている。これはもうネタバレされる前に自分の目で確認するしかないと、公開直後に足を運んだわけで。

映画は主に二部構成。前半は『仮面ライダードライブ』のベルトを作った人物の祖先を殺すことでその歴史を抹消しようとする陰謀を食い止めるため、戦国時代へ飛ぶ話。後半はその陰謀を企んだ組織との対決…と。

自ら「歴史の管理者」と名乗る(普段何してんのかわからん)今回の敵組織は、平成ライダー達の設定がバラバラで歪だとして、時間ごと消滅させて、ゼロから作り直そうとしていた。時代劇編の暗躍不要じゃんとか思っても言わない。

物語の終盤、敵の首領に主人公はこう言い返す。「みんな瞬間瞬間を必死で生きてるんだ。バラバラで当たり前だ!」平成の世に復活した時から、仮面ライダーという概念が発表媒体の多様化と共に大きく広がった。それが今の隆盛を生み出した。

クライマックスでは平成ライダー最強フォームと共に、仮面ライダーブレン(配信)/仮面ライダー斬月カチドキアームズ(舞台)/仮面戦隊ゴライダー(配信)/仮面ライダーG(パロディ)/仮面ライダークウガ(漫画版)と、様々な世界のライダーが乱舞した。

残念ながらクライマックスに仮面ノリダーはいなかった。彼は正義のヒーローではあったが『仮面ライダー』ではなかったから。しかし、木梨猛での登場シーンでは、主人公を立ち上がらせる重要な役割を担っていた。

その存在意義を否定され、牢獄に放り込まれた主人公。途方に暮れる彼の耳に、隣の牢から声が聞こえてくる。「ブッ飛ばすぞぉ…」そこには、暑苦しい格好の男がいたw。

「…誰?」
「平成の時代、悪と戦った、改造人間さ。」
仮面ライダー?」
「いや。俺は仮面ライダーに認められなかった。だからずぅっとここにいる。」
「…俺と同じ。」
「お前と一緒にするな!」(大声)

「いや、でも俺たまたま選ばれた普通の高校生で」
「…それでも、選ばれた。仮面ライダーに選ばれたんだよ…お前は。選ばれなかった…選ばれなかった奴はゴチャマンといる!」
「選ばれた者には、その責任があるんじゃないのか? 今、平成ライダーを背負っているのは、お前だろう!?」

オーディションでこぼれおちた俳優、企画会議で日の目を見なかった設定、そして無断パロディで世に出られなかった者。その代表としての木梨猛の言葉で、その歴史と今を全て背負っている事を改めて自覚して、主人公は立ち上がる。

仮面ノリダー』は仮面ライダーの歴史に名を残せなかったが、映画のスタッフロールには「in memory of legendary kamen hero」と記される程度には許された。ソフト化の道も細いながらも見えてきたんじゃないかな。そう信じたい。

映画としてはメタまみれで正直アレなんだけどもw、今を懸命に生きている全ての人達へのエールに溢れた、爽快感あふれる物語ではあった。そしてスタッフロールに流れるDA PUMPの『P.A.R.T.Y.~ユニバース・フェスティバル~』がね。もう大好き。


DA PUMP / P.A.R.T.Y. ~ユニバース・フェスティバル~ Long version

『レインボーは空だけじゃない/胸にも架かるぜ/どんなミラクルも起き放題』

この部分の歌詞が大好きで、一時期ずーっとコレ聴いてた。配信でも買ったし、PVのフルが観たくて初回限定版の円盤も買ったし。とても元気になれる曲ですよ。