湘#48 れび＠湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ＋(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第20節_vs広島(A)】 『秋元神シャイニングフィンガー』△2-2

湘南ベルマーレ 2018

秋元の日本代表招集、あると思います。この日視察に来ていたポイチさんに、もっとも鮮烈な印象を残したのは、秋元だったろうから。何度も秋元神の降臨は観てきたが、これまでで最高のパフォーマンスだったのではないか。

それほどにこの日の秋元は輝いていた。特に圧巻だったのは６６分。パットリくん疲れのせいか足がもつれてシュートに行けず、こぼれ球をシュートされたこのシーン。正直失点を覚悟したもんね。大したものである。

スタメン

大野負傷の代役は、前節交代通りの山根。柏戦で出られなかった秋野が復帰、お疲れか未月がサブに回ってボランチの相方は俊輝。そして最前線にはリョーゴとケージロー、夏の新戦力が初のスタメン揃い踏み。

サブにはパワープレーの想定もあったか、長身の国友がベンチ入り。その代りに居場所を失ったのは…高山。ルヴァン杯の抽選会にもシュンスケが出てたし、露出自体がどんどこ減っている。"湘南スタイルを体現する男"の明日はどっちだ。

試合

前半は互いにＤＦラインの裏へのロングボールが主体に。広島はとにかく湘南のハイラインを下げさせたい。もっとも狙いは単純で対応はできていたけれど、１０本のうち１本でも通れば、パットリくんが個人で何とかできちゃうから怖かった。

前半は互いにＰＫで１点ずつ取って折返し。前半ロスタイムに山根が献上したらしいＰＫは、いったい何がどうなってＰＫを取られたのか、未だによくわからない。スローでも流してくれないというのは、いったいどういう了見なのだろうか。

前半の終わり頃から、ロングボールからサイドからの崩されて圧されていく場面が増えてきて、後半開始からは延々と攻められっぱなし。秋山神がこれでもかと跳ね返していたが、後半３３分にこぼれ球を押し込まれて勝ち越しを許す。抜かれたのは山根の股間で、見えない所からワープしてきたボールは秋元神でも弾けず。

残り約１５分、湘南も選手交代と共に４－３－３に変更して前に出る。湘南の４バックは、両サイドを押し上げるための超攻撃的布陣。残り時間、リスクを背負って前に出ることを最後までやめなかったことが、後半ロスタイムにようやく実を結ぶ。

自陣深くから、３人が攻め残っていた最前線へのロングボール。先にボールに触ったのは広島ＤＦだが、湘南も食い下がる。広島ＤＦ、そこで暑さと疲労で判断が鈍ったか、クリアを選択せずノールックでＧＫにヘッドでバックパス。

ところがそれが裏目に出た。山なりのバックパスは、前に出て対応しようとしたＧＫを越えて、無人のゴールに吸い込まれていった。最後まで諦めなかった湘南は勝ち点１を拾い、最後の最後で連携ミスの出た広島は勝ち点２を失った。


【公式】ゴール動画：オウンゴール（湘南）90+2分 サンフレッチェ広島vs湘南ベルマーレ 明治安田生命Ｊ１リーグ 第20節 2018/8/5

総評：☆☆☆☆☆☆

評価が難しい試合になったｗ。秋元神だけで☆２つ分はあるにしても、その他の部分で☆４つかと言われるとそこまで悪くもなく。最後まで足を止めずにチャレンジを続けたからこその紫玉の勝ち点１だけども、ゴールはＰＫとオウンゴール。うーむ。

相手のサイドからの攻撃への対応に追われて、攻撃に鋭さを欠いた。カウンターで攻撃機会自体は結構作っていたはずが、ミスも多くてシュートは８本止まりだった。

とは言え、首位相手のアウェイゲームで追いついてのドロー。しかも中断明け、負け無し。リョーゴもケージローも及第点のプレーはしてくれていたし、次節に繋がる結果を積み重ねることができた。結果だけ見れば何の問題も無し！


DAZNハイライト 20180805サンフレッチェ広島戦

次の試合は

土曜日に久しぶりのホームで、手負いのマリノス戦。安定感を欠く闘いのようで、ここに来て３連敗で降格圏目前の１５位。意地とプライドのＳＫＹシリーズに、更にこれ以上負けられない背水の陣で、平塚に乗り込んでくる。

湘南は現在１１位、勝ち点２６。残留の目安を勝ち点４０とするならば、残り１５試合で勝ち点１４を上乗せしたいわけだ。随分と現実的な目標になってきたけれど、ここで気を緩めることなく歩を進めていきたいところ。

ここでマリノスに浮上のきっかけを与えずに勝ち点を積み上げられれば、自分達も楽になる。まずは調子の上がらぬ相手に取りこぼさないことが大事ですぞ。