湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第19節_vs柏(A)】 『台風アドバンテージ』○2-0

台風で第18節川崎戦が中止になって、長めのブランクで迎えた週の真ん中水曜日。思えばアウェイ神戸に無理矢理にでも行っておいてよかった。柏戦も週末の広島戦も行かない身としては、かなりの「生湘南」断ちを強いられるところだった。

柏より一週間分余計に、休みと調整と準備に割く時間があった湘南。この試合、何としても勝っておきたかった。何故ならこの試合で得たアドバンテージのツケが、必ずどこかで跳ね返ってくることが確定していたから。

これから先の日程の詰まり具合を思えば、その時の日程的なディスアドバンテージは、恐らく今回得たアドバンテージを下回るだろう。だからこそ、より有利な条件下での、この日の勝利は必須だった。よくぞ勝ちきってくれた!

スタメン

この日は対戦相手からのレンタル選手である秋野が不在。代わりに未月の台頭で出番を減らしている俊輝がボランチに並ぶ。ソレ以外のスタメンは神戸戦と変わらず。

しかしサブには大異変が。中断明けに出遅れていた山根/表原/のだりゅー/天馬が、揃ってベンチ入り。神戸戦では契約で出られなかったケージローもベンチ入り。

陣容は随分戻ってきた。中断前を支えた選手と、中断明けを走り出した選手が混じり合うことで、再び競争から新しいチカラが生まれてくることだろう。のだりゅー辺りは好調だっただけに出遅れは悔しいだろうな。ステバノさんは暑さにやられたか?w

試合

先制点は、キックオフから2分という早い時間に生まれた。相手のパスミスを回収した杉岡氏が右サイドに加速していく。ゴール前に湘南の選手が詰めていることを確認した杉岡氏、柏の選手2人が詰めてくる前に、グラウンダーのアーリークロス

シュートかのような切れ味のクロスをGKは弾くが、そこはリョーゴの目の前。難なく詰めて移籍後初ゴールが生まれた。ゴール前にはシュンスケも梅崎もいたので、ハンパなこぼれ球には誰かが対応できてただろう。


【公式】ゴール動画:山﨑 凌吾(湘南)2分 柏レイソルvs湘南ベルマーレ 明治安田生命J1リーグ 第19節 2018/8/1

連敗中の柏、いきなりの失点に動揺したか(湘南も柏も先制された試合では勝ててなかったそうな)、普段の切れ味が見られない。

中盤を飛ばしてロングフィードが目立ち、前半はそれほど怖くない攻撃に終始してくれた。何度かあわやという場面もあったけれど、勝負どころで1メートルくらいズレが出てくれていたのはありがたかった。

湘南は早々に先制点こそ奪えたが、攻撃は形になってはいたものの、前半のうちに追加点はならず。足の付根を痛めたらしく、前半33分に大野から山根へ交代。山根は問題なくこなしていたし、山根右サイド定着路線もあるかもしれない。

後半は追いつくしかない柏に圧される展開が長く続いた。しかし腰が引けてどうにもならないほどでもなく、跳ね返しつつ反撃も出来ていた。GK秋元を中心として守備の集中力も高く、危険な場面もギリギリしのげていた。

どちらにもシュート本数は増えつつもなかなか試合が動かなかった後半38分、右のPA内の角でリョーゴが倒され、望外のPK。リョーゴ、きっちり決めて追加点。そのまま逃げ切って試合終了。神戸戦の好調を維持しての快勝となった。

総評:☆☆☆☆☆☆☆

☆7つ。前半のうちに追加点が取れていたら☆1つ上乗せもあった。この真夏の気候の中、総走行距離で相手を10km上回り、そのベクトルがきちんと相手ゴールに向いていたからこそ、最後のPKに結びついた。

しかし…という事でもないのだけれど、最初にも書いたけど、台風によってもたらされた体力的アドバンテージがあってこそなんだよね。この状況下で戦えたことは本当にただの『天の恵み』。だからこそ勝ちたかったし、勝ちきった事に価値がある。

大野の負傷が心配だけれど、今日のように山根でもいいし、杉岡氏を1列下げて表原or岡本でもイケる。臨機応変に組めるのはありがたいね。


DAZNハイライト 20180801柏レイソル戦

次の試合は

日曜日にアウェイ広島に殴り込みでござるよ。ホームでやった時は今ほど練度が足りてなくて、要所でミスって0-2敗戦。前回ぶつけ損ねた意地を、前回対戦の日からずっと首位で「いてくれた」お礼に、たっぷりぶつけてやりましょう。

川崎戦の前に「勝って勝率を5割に戻してしまいたいところ。得失点差もプラスにできたら最高なんだけどな」なんて書いたら、得失点はゼロとまりだったけど柏戦できっちり回収してくれた。期待を書いておくのは重要なのだw。

首位広島をアウェイの地で倒して、今季リーグ戦の連勝を3に伸ばしたい。チームが変わろうとも、何度でも立ちふさがる城福監督の壁、越えてみせましょうぞ。アウェイの連戦だけど、今の好調なチームのチカラを測るには絶好の相手だ!