映画鑑賞履歴(1802～1804) - 湘#48 れび＠湘南サポBLOG Ver.2

本日開催予定だった湘南対川崎が台風接近に伴い中止になってしまったので、これ幸いとばかりに映画の感想を一気に書きなぐる企画。W杯の間に書こうと思ってたら、試合観るのに精一杯で時間取れなくてねぇ。

実は、というほどでもないけれど、ミュージカル映画って興味無かったのよね。ところが映画館で予告を観て「コイツは映画館で見なくちゃダメなヤツだ」と確信して足を運んだ次第。予想を上回る感動を貰えた。もちろん円盤も買ったよ！

実在の人物を題材にしているけれど伝記映画ではない。大人になっても夢と空想力を失わずに、発想力と行動力で時代を掴み、膨らんだ野心で一度は全てを失うが、ドン底から立ち上がって仲間と家族を取り戻すまでの物語。

説明が必要で展開が遅くなりそうなところは歌で押し流すので(笑)、ストーリーが淀まずにどんどん流れていく。そしてその歌が、どれもこれも素晴らしい。サントラを聴くだけで映像がフラッシュバックして感動が蘇るほどに。

まずは立川で観て、これは通常音響だけじゃなくて立体音響で観ないと損だと直感。ULTIRA→ ULTIRA／DOLBY ATMOSとバージョンアップさせて満喫。更には鼻歌と手拍子付きで観たいなぁってことで応援上映も。いやー満喫しましたヽ(=´▽`=)ﾉ。

『シビル・ウォー』で出てきたアフリカの架空のワカンダ国。その国王に代々受け継がれるスーパーテクノロジーで作られたスーツを来て闘うヒーロー。それがブラックパンサー。つまり国王様である。偉くて金持ちなのである。

でも国王を決めるのは民主的な決め事などではなく、タイマンの決闘なのだ。今回は王家の血筋にありながら悲劇の生い立ちから王家への復讐に燃える男に一度破れ、主人公は玉座を追われる。ここに新旧ブラックパンサー同士の戦いが始まる、と。

太古から高度なテクノロジーを有しながら世界にそれを隠して繁栄を続けてきたアフリカの国、という世界設定は面白かった。いかにも狭い世界で先鋭化されていったという感じの、旧態然としたワカンダ国内の情勢とかね。

ただ、いかんせんバトルが地味。高性能なスーツなのはわかるんだが、派手な能力があるわけでもないモノ同士で戦ってるから、ラストバトルがただの同キャラ対戦なのよね。つまらなかったわけではないけど…ウーン…。

巨大ロボット"イェーガー"対超巨大カイジュウの迫力の戦闘シーンで人気を呼んだ前作『パシフィック・リム』の続編が登場。…ということで、大いに楽しみにしていたものだ。前作は何度も観たし、今観ても楽しいよ。

前作の１０年後、再びカイジュウが…というお話なわけだが、十分に続編として楽しめたんだよ。新基軸も折り込みつつ、最後までダレずに突っ走ってくれた。ここまでやってくれたら十分よ。前作は越えられなかったけども。

ただね、スケジュールが合わなかったか何かで、前作の主人公であり世界を救った英雄ローリー・ベケットに触れもしない（語られないけど前作ラストで被爆してて死亡扱いらしい）のは納得いかない。森マコもあっさり序盤で死ぬし。

キングスマンでもそうだったけど、前作での登場人物をいともあっさり殺すの、あまりに安易でガッカリするからやめてもらいたいんだよね。いやマジで。

「俺はガンダムで行く」で話題になったヤツですな（そのシーンが上の動画）。ゲーム内のシーンは、とにかく面白かったねえ。未来のVRゲームの景色が3Dメガネ越しに(IMAXの巨大スクリーンで視界一杯に)広がるというのは、単純に楽しかった。

反面、リアルの攻防が少々長く感じたな。最終面チャレンジ前は、ちょっと眠くなった。そこで溜めた分だけラストバトルが燃えるとも言えるが、もう少しテンポよく最後まで観たかった。リアルはクソゲーって、はっきりわかんだね。

もっとも、そのリアルへの回帰がテーマの映画なのだけど。

『マーベル・シネマティック・ユニバース』の「ヒーロー大戦」モノであり、それぞれ別にストーリーを紡いできたヒーロー達が集結して、巨大な敵と闘う。今回の敵は、増えすぎた命を無作為に半分に減らすという狂気にとりつかれた男。

それにしても、それぞれに見せ場は用意されてはいたものの、登場人物多すぎるｗ。最低限『シビルウォー』と『ブラックパンサー』くらいは観てたから何とかなったけど、それでも帰宅してから「誰じゃアイツは」と調べてみたりね。

２時間半という大ボリュームでもダレずに最後まで観られたし、とても楽しかったよ。とても楽しかったんだけど…何が驚いたって、終わらなかったことだよ！しかも相手が圧勝して半減化計画に巻き込まれてヒーロー半減以下だよ、どうするんだコレ！ｗ