緊急事態、なのだろう。梅﨑が一人気を吐いているが、実はホントに前線の駒が不足しているようだ。ジョンヒョプが大怪我離脱。のだりゅー表原も怪我なのか。天馬や端戸はどこ行った。ミキッチやステバノさんは日本にいるのか。
これが連戦の途中なら話はわからんでもない。でも中断明けでこんなに足並みが揃わないというのは、ちょっとわからないことだらけでツラい。馬入の様子はどうなっているんだろうか？？
【J1リーグ第16節ホーム、サガン鳥栖戦スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2018年7月18日
GK:秋元陽太
DF:坂圭祐 アンドレバイア 杉岡大暉
MF:岡本拓也 齊藤未月 金子大毅 秋野央樹 高橋諒
FW:菊地俊介 梅崎司
サブ:富居 島村 大野 石原 石川 高山 鈴木
コールアンドレスポンスになってリニューアル！#bellmare pic.twitter.com/p8h6o9K2eC
山根不在で坂が３バック右というのは、放り込み対策という意味でもアリ。放り込み対策としては大野よりも杉岡氏という判断か。金子抜擢にキクシュン梅﨑ツートップというのは、繰り返しになるがいかにも緊急事態だ。
メンバー的にはそれほど変わっていないにも関わらず、スタメンを見た時にやたらと不安になった。これも伸びシロと見るべきなのだろうが、中断前に「伸ばしてきたストロング」が見えにくくなっていたから。
試合
鳥栖のやってくることはわかりやすかった。ロングボールをポイッと蹴って、通れば速攻、通らずば押し下げた守備ブロックの間でセカンドボールを拾って…という繰り返し。対応はできていたし、前半は安心して観ていられたものだ。
湘南はというと、鳥栖のブロックの間でボールを受けて前向いて…というところまでは行けていたものの、そこから先を崩せずにいた。何度かチャンスがあったものの、ゴールには至らず。もう一歩攻撃のギヤが上がっていかない。
後半から金子を下げて大野投入、杉岡氏を１列上げて高橋諒を前線に上げると、後半３分という早い時間帯に高橋諒のシャレオツな先制ゴールは生まれた。
【公式】ゴール動画：高橋 諒（湘南）48分 湘南ベルマーレvsサガン鳥栖 明治安田生命Ｊ１リーグ 第16節 2018/7/18
ところが先制点のあと、勢いに乗るどころかズルズルと押し込まれていく。ＤＦラインが下がれば前から圧力がかからず、鳥栖は余裕で放り込み放題。流れが鳥栖に傾くのは当然のことで。試合終盤にこらえきれずにオウンゴールで失点。
やはり何度か良い形でゴールには迫れるが、全体的に重心が後ろに傾いてるせいかゴールには至らず。そのまま試合終了…っと。
総評：☆☆☆☆
後半前に出られなくて失点した部分で☆１つ減ってます。暑かったんだろうし、試合後にバタバタ倒れてたのを観るに限界まで頑張ってくれてたのだというのも理解はするけれど、そりゃ相手のペースに付き合って走らされてるからであってさ。
へばってても意地でライン上げて、前からプレスかけて、簡単にロングボール蹴らせないようにしなきゃいけなかった。相手はそれしかしてこないんだから、それができなければサンドバックになるだけ。
そういう意味では最前線は鬼プレスできる面子がもっと早く欲しかった。失点する前に高山入れて、国友と２人でボールの供給源を少しでも断てなかったものか。交代枠の１つを金子で潰したのも勿体無かったかな。
立ち止まらずに勝ち点１を積み上げることができたので最低限の収穫はあったにしても、失った勝ち点２を後で悔やむことにならなければいいが。
次の試合は
日曜日にアウェイで神戸戦。イニエスタのデビュー戦の相手を任されることになりましたよ。光栄なことですね、まったく。目に物見せてやりましょう。
こちらの大勝ムードの終盤戦に顔見せで５分くらい出てきて華麗なパス１本魅せてスタジアムを感嘆に包んで終了…ってのが一番良いかなってとこでしょうかねｗ。逆に大敗ムードで出てこられるとダメージでかそうでイヤですが。
同点もしくは１点差で出てくるなら(出さないという選択肢は取りにくいだろうし)、逆にその存在が穴になる可能性はある。チーム加入数日で攻守のメソッドまで完璧に共有できるはずもないからね。マッチアップする岡本？は腕の見せどころだぞ。
天皇杯と今日の試合でサブにも入れなかった面子が、神戸戦まで温存されていた、または神戸戦までに万全で復帰できる可能性はどれくらいあるのだろう。中断前の力強さを再び発揮できるような最適解を導き出せるのか。キジェさんの思考やいかに。
小川慶治朗はレンタル元の神戸戦は出場不可だが、山﨑凌吾の湘南デビューにも期待したいところ。緊急事態を打開する切り札になってほしいものだ。
というわけで、イニエスタにＪの洗礼を与える湘南の勇姿を見届けるべく、急遽神戸に行ってきます。今季初新幹線ですｗ。
