湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【W杯PV参戦記2018】日本対コロンビア【東京ドーム】○2-1

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互いの100%と100%でぶつかり合えば、コロンビアに圧倒されてしまう可能性もあっただろう。それでも勝ったのは日本だ。慢心と誤算がコロンビアに100%を出させなかったからこその勝利であり、ただのラッキーの産物なんかではないのだ。

先制点/開始3分 香川PK弾

コロンビアは、ハメス不在でも日本戦での勝ち点3を皮算用していたハズだ。つまり、けして口には出さないだろうけど、コロンビアは日本をナメていたんだ。その余裕は、開幕戦の緊張感と共にチームを徐々に蝕んでいった。

それが垣間見えたのがPKを呼ぶ場面。コロンビアがDFラインを上げてると見るや、ルーズボールを即座にDF裏に蹴り出す香川。タイマンで競り勝ってシュートに持ち込む大迫。こぼれてくると信じて自ら追いかけ、こぼれ球をシュートした香川。

この場面、あまりにコロンビアは不用意だった。慎重に入りたいはずの開幕戦、普通はキックオフ直後にここまでラインを上げてはこない。全員が日本サイドに入ってきてたからね。下記リンク先の配信で戦術カメラで観ると異様ですらある。

ライブ・見逃し|2018 FIFA ワールドカップ|NHKスポーツオンライン

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日本のプレーとしてはシンプルなものだったけれど、隙を見逃さずに序盤からアクセル全開でゴールを目指す姿勢が、油断していたコロンビアの焦りを呼んた。それがハンドによる赤紙退場、からのPKによる先制ゴールを引き寄せたんだ。

そしてVAR導入でPKが増えた今回、メッシですら大舞台でのPKを失敗する中で、きっちり決めてみせた香川の落ち着き。少々コースが甘かったが、GKが動いてからなので何の問題も無かった。流石である。

さて、ここまでで明らかに幸運の産物で日本にプレゼントされた物事がどれだけあっただろうか。例えばハメスが万全でキックオフからピッチに立っていたとしたら、この3分間の展開にどれだけの変化があっただろうか。

数的優位による混乱、からの圧倒

早すぎた数的優位。コロンビアはもちろんポジションの修正に追われたけれど、日本も逆に戸惑ってしまっているかのように見えた。前半の日本は、数的有利を守備でしか活かせていなかった。

このまま前半逃げ切ってくれと祈っていたんだけども、コロンビアが強引なFK奪取から直接ゴール。ジャンプの足元を抜かれたのは技アリだったねぇ…と思ったら、君ら何をしてるんだね…。もったいない失点してからに。

【ロシアW杯】日本代表の失点シーンの真相が明らかに 昌子「飛ばんでいいって言っていたら、みんなハイジャンプをやった」 : ドメサカブログ

しかし、コロンビアもボランチ退場後の守備修正の一環とはいえ、キジェさんがザ・テレビジョン別冊でファルカオよりもハメスよりも要注意としていた攻撃のキーマン、クアドラードを前半で交代させていた。

更に、まだスタミナに余力があった前半には攻勢に出てきていたコロンビアだったが、数的不利の状況下で後半途中でほとんど前に出てこられなくなっていた。攻撃の起爆剤の期待を込めたハメス投入も、不調な状態では逆効果にしかならなかった。

日本はといえば、ハーフタイムできちんと修正してきて、数的有利を攻撃面でも活かせるようになっていた。動けなくなったコロンビアを尻目にピッチで躍動、何度も崩してゴールに迫ったが、結局流れの中からのゴールは生まれず。

決勝ゴールは、直前に交代で入った本田△の蹴るコーナーキックを、大迫がヘッドで流し込んだもの。練習でも何度も合わせてきたと思しき、完璧なゴールだった。


Colombia v Japan - 2018 FIFA World Cup Russia™ - Match 16

東京ドームPV

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滅多に入れないグラウンドを開放して行われたパブリックビューイング。どんだけ大きなモニターを持ち込んだのかと思えば…まぁ近くに行けば小さいというわけでもないのだが、空間に対しては明らかに足りてない。まさかこんなんだったとは。

追加モニター前はすぐに人だかりができてしまったので、ドーム備え付けのオーロラビジョンのほぼ正面を確保。常に見上げていることにはなったけど、音声的には放送も歓声もサラウンドで聴こえてきて、良かったんじゃないかな。

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キックオフ30分前からゲストトークが始まったのはいいけど、本番に向けて盛り上げるわけでもない雑談ばかり。これから試合をするスタメン紹介すら無かったのには呆れた。いやスマホで観て知ってたけどもさ。

そういえば、小柳ルミ子氏のサッカー話を初めて聴いたんだけども、中身の無さに驚いた。年間2000試合だっけ? そんだけ観てれば多少なりとも話せることも出てきそうなものだけど、サッカー知らないアイドルみたいな言葉しか出てこないの。

何より驚いたのは、コロンビアの選手について話を振られて、明らかに知識もなく話をはぐらかしたのね。日本代表を応援しにやってきて、対戦相手のキーマンの話もできない"観戦通"って何なのだろうね。まあ、なんでも、いいですけれど。9393

試合後

そんなこんなでw、日本の勝利を見届けて。当たり前なんだけどドームも大歓声。そんな中で歓喜の雄叫びを上げながら、なんかもうボロボロ涙出てきてね。ひとしきり喜んだあとは、人工芝にへたりこんで天井見上げながらまだ泣いてた。

なかなか結果の出ない調整試合。4年の準備期間を反故にする、説明不足で不可解な監督解任。わずか2ヶ月の準備期間。この日の東京ドームのPVだって、正直スカスカ。4年前の三分の一しか集まらなかったらしい。この世間の期待感の薄さよ。

これで爪痕も残せずにあっさり負けていたら、日本のサッカーはどうなっていたか。試合に勝った事はもちろん嬉しかったのだけど、まだ先の試合に大きな期待を持って臨めることが、もう嬉しくて嬉しくてねぇ…。・゚・(ノ∀`)・゚・。

次はセネガル

コロンビアに勝てたことの大きな要因に、試合の大部分が数的優位の状況だったことは間違いない。つまり、11対11の状況での死線をまだくぐっていない。散々嬉し泣きしておいて何だがw、ここからが本番だ。

2002年以来の4大会ぶり2回目の出場なれど、強力なタレントが揃う。絶対的エースのマネに、いかに仕事をさせないかが鍵になるか。マネにボールが渡ったら抑えるのは難しいかもしれない。その前のパスの供給源を断ってしまいたい。

当日はスターライズタワーの(多分)スタジオアースで。東京タワーを通して応援電波をロシアに飛ばしましょうぞ。コロンビア戦の結果を受けて、チケット完売。人数は東京ドームに及ぶべくもないけど、盛り上がってきたいと思います。(`・ω・´)

東京タワーの麓にある東京タワースタジオをリニューアル|STAR RISE TOWER(スターライズタワー)