湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第6節_vs鹿島(H)】 『平塚エクスプロージョン』○2x-1

時間は既にロスタイム終盤。ピンチを脱して、最後の攻撃に出たい湘南。タッチに逃げて試合を終わらせたい鹿島。二度。三度。まだ試合は終わらない。グイグイと上がっていくスタジアムのボルテージが、ラストチャンスを求めて終わらせない。


【公式】ゴール動画:山根 視来(湘南)90+4分 湘南ベルマーレvs鹿島アントラーズ 明治安田生命J1リーグ 第6節 2018/4/7

高橋諒スローインジョンヒョプ頭でフリックするが距離が出ない。
犬飼胸で落として倒れ込みながらもクリア。誰もいないスペースに落ちる。
前線に残っていたレアンドロについていた山根、瞬時に反応、ダッシュ

山根胸でワンプッシュ、三竿健山本が反応して行く手を阻む。
ここで2人が、パスコースを塞ぐべくほぼ並んで出てきたのが間違いだった。
山根は湘南スタイルのDFであり、元MFであり、ドリブラーだった。

普通のDFなら、コースを塞がれて足を止めてしまうところだっただろう。
しかし山根は瞬時に判断、勢いを止めずに2人の間にボールを通す。
自らは更に加速して外を通過、ノートラップでシュート。ゴール。

スローインからゴールまで、時間にして約10秒。プレーが全てスローモーションのように流れ、その瞬間、爆発する歓喜。…いや待て喜んでばかりもいられない、まだ試合終わってない…と思ったら鹿島の選手がうなだれながら整列を始めている。

ゴールの直後に試合は終わっていたのだ。連敗を止めた。鹿島に勝った。我に返って損した!w この時ばかりはゴール裏に乱入したくなったよね。羨ましかったぜ!
ヤマネミキー!! ヤマネミキー!! ヤマネミキー!! ヤマネミキー!!

ラーララーラララーララー!! ラララーララララヤマネミキー!!!

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2018.4.7 湘南ベルマーレ 山根視来 チャント大合唱

クラブカンファレンス~試合前

我慢できずにw先にクライマックスだけ書いてしまったw。時間は数時間前に遡る。

(別記事参照)…という感じで終わったクラカン。参加していた数百人がほぼそのまま平塚に移動するわけで、平塚駅からの路線バスは大行列。待つのもイヤだったし、時間もあったので、久しぶりに平塚駅からスタジアムまで歩くことに。

そしたらまぁ風が強くて、まっすぐ歩くのも一苦労なほど。突風に煽られて、かぶっていた帽子が何度も飛びそうになって、早々にバッグにしまった。試合への影響が心配になるほどだった。

スタグル界隈も強風で、砂埃の舞う最悪の状況。鹿島からのお客さんも多くて、なかなか落ち着ける場所も無かったけれど、6G待機列の植木の陰なら風を遮りながら座れることを確認して、大急ぎでスタグルを胃袋に押し込みましたとさ。

試合

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秋野はお休みだけど、大野高山は3連続スタメン。高山はともかく大野は元気だねw。秋野不在でボランチはキクシュン俊輝、前線は高山天馬ジョンヒョプ。サブには金子高橋ミキッチ梅崎のだりゅー端戸…って、DFいないんですけど!?

試合開始早々に試合は動いた。前半5分、左サイドから攻める湘南、人数をかけて相手DFも集中させたところで、右サイドを駆け上がってきた岡本にパス。即座に入れたクロスを相手DFの『D.H.O.G』が炸裂。攻撃の形は完璧だった。

一気呵成に攻めたい湘南、直後に再び人数をかけて攻め込むも、今度は左サイドで高山がモタついたところを奪われてカウンター。これがパーフェクトな形で決まってしまい、わずか2分で同点にされてしまった。

ここは、詰まった時点で宇宙開発でも逆サイドクロスでも、大きく蹴っておけば済んだ話でさ。フツーに攻撃をやりきっておけば何の問題もなかったところだよ。もったいない失点だし、大いに反省してもらいたい。

そこから先は一進一退。鹿島の攻撃は、いざという時の圧力は高いけれど、速さを感じなかった。その分だけ湘南の選手はきちんと対応できていたね。少々押し込まれても、それほど心配はしていなかった。それくらい集中して守れているように見えた。

湘南もシュート本数こそ増えていかないが、自分達の強みである切り替えの速さで何度と無く鹿島陣内に攻め込めていた。この試合に賭ける想いが、ピッチの選手からも、スタジアムを埋め尽くしたサポーターからも伝わってくる、白熱した展開となった。

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後半キクシュンが下がって杉岡氏がボランチに入る緊急事態(左サイドには高橋諒)なんてこともあったけど、拮抗した展開は維持。杉岡氏は万能だなぁ。

途中永木が何故かDFで出てくる謎采配もあったしw、何度かのピンチもあったけど、最後の最後で壁をぶち破ったのは湘南だった。門出を祝うに相応しい、劇的なんて言葉では収まらない大爆発な結果となった。

総評:☆☆☆☆☆☆☆☆☆

☆9つ、いただきましたー!ヽ(=´▽`=)ノ いやコレは祭りでしょう。コレ以上の結果を臨むのは難しい。公式戦4連敗、誰もが危機感と鬱憤を抱えていた中で、難敵鹿島に最後まで衰えない集中と運動量でほぼ互角に渡り合った末に、競り勝てたのだから。

しかも最後はDF山根の突貫によるプロ初ゴールが、サヨナラホームランブザービート?決勝Vゴール?ですよ。これが嬉しくないわけがないヽ(=´▽`=)ノ。

そして、こんな劇的な勝利をNHK BS1で多くの人に観てもらえた。世間を賑わすニュースの後に、インパクト大きすぎる勝利。「湘南ベルマーレここにあり」を大いにアピールできたことだろう。俺達はJ1に生きている。

ホントにね、失点の形が悪すぎたので8点にしようか悩んだんだけども、それを補って余りある衝撃と感動のラストで帳消しになりました。見てましたかライザップの松岡さん、あなたの目に、この勝利はどう映りましたか!?


DAZNハイライト 20180407 鹿島アントラーズ戦

次の試合は

平日水曜日に、リーグ戦第7戦、アウェイで札幌戦ですよ。…行けるものかっ!w

ただね。この試合も大事ですよ。鹿島戦の結果が偶然でないことを証明しなければならない。浦和とガンバがコケてるおかげで、広島が頭一つ抜けてる以外は大混戦。ここで遅れをとるわけにはいかない。

前回の札幌といえば、忘れもしない2014年。J2優勝決定後の試合で、とんでもないウンコ試合をしてくれて、優勝チームと優勝監督に試合後にブーイングが飛ぶという異常事態になった場所だ。

鹿島戦という指針が出来た以上、これから先の戦いでは常にこのクオリティが求められるぞ。平日ナイトゲームに遠征してしまうwベルサポに、前回不甲斐ない試合を観せてしまった札幌サポさんに、今の湘南スタイルの試合を観せてあげてほしい。