15時キックオフというハンパな時間なれど、フードパークは10時からやってるということで、10時半にはスタジアムに到着。正直そんなに早く来る理由もないんだけど…お腹空いてたんだよw。
出かける時には晴れていたけれど、現地でスタグルもぐもぐタイムに入ったあたりではもう曇っていて、開場する頃には涼しい風が吹き抜けていた。正直イヤな予感がしたのよね。スタグル自体はメニューに偏りがあって、少々物足りなかったな。
今日のスタグルー!『牛串&牛タン串』!『ハラミ串&焼きそば』!『モツ煮』ぃ! 単品で一番高いのがモツ煮という事実!w #bellmare #fctokyo pic.twitter.com/aJBDrg5Gi5
— レヴィ (@revys48) 2018年3月18日
スタジアム
味の素スタジアムが好きなのは、その美しさにある。屋根までもが、陸上競技併用だからこそ描けるオーバルな形状そのままに、波打ったり小さなアーチが連なったりせず、美しく整ったシルエットを描いているのが心地良い。
元々平塚の住人だからか、個人的には専スタじゃないからアカンという認識は無い。むしろ昨今の試合中のゴル裏と選手とのトラブルを観るに、適度な物理的距離があった方が良いのではないかという気がしているくらいなのでね。
惜しむらくは、スタジアム売店のメニューが寂しいことか。営業時間の限られる中なので色々と制約もあるのだろうが、もうちょっと頑張れなかったものかという気はしている。トイレまだ綺麗だけど、規模の割には狭いかな?
前半
【J1リーグ第4節 FC東京戦スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2018年3月18日
GK:秋元陽太
DF:山根視来 アンドレバイア 大野和成
MF:高山薫 秋野央樹 菊地俊介 松田天馬 梅崎司 杉岡大暉
FW:イジョンヒョプ
サブ:後藤 岡本 齊藤 ミキッチ 石川 端戸 新井 #bellmare pic.twitter.com/yX2TxDGWhd
スタメンは名古屋戦から俊輝を下げて、梅﨑が初スタメン。サブに負傷明けの岡本、他は未月ミキッチ端戸新井。注目はやはり梅﨑の完全復活。期待を込めてゴル裏もチャントで背を押す。未月も待望の初ゴールが生まれたので、チャントお披露目。
試合はキックオフから双方の姿勢の出る展開。狭いブロックのまま両陣営が高いDFラインを維持して混じり合い、狭いスペースをすりぬけ、パスを通し、裏を狙いあう。
結論から書いてしまうとゴールは生まれなかった。しかし、膠着するということも無く攻守の切り替えの早い攻防が続き、あっという間の45分だった。なかなかシュートに行けなかった湘南だったが、相手の攻撃も数回のピンチに抑え込めていた。
ただ、攻撃の展開自体は期待を抱かせるに十分であったし、前半終了間際の梅崎のFKも惜しかった。後半も我慢比べが続くかもしれないが、このまま行ければ勝つチャンスは十分にある…と思っていたんだけどもねぇ。
後半
【公式】ゴール動画:ディエゴ オリヴェイラ(FC東京)46分 FC東京vs湘南ベルマーレ 明治安田生命J1リーグ 第4節 2018/3/18
後半開始早々のことだった。自分の席から遠い方のサイドで、数秒ボールをキープされたと思ったら、ちょお豪快なミドルシュートをブチこまれた。中継映像を観てみれば、ほぼシュートコースは切ってる、人数もいる、それでも撃たれて、入れられる。
J1でもJ2でも、こういう年イチのゴールを決められることは、何故か湘南はよくある。隙を見せた、とは言いたくはない。相手を褒めるしかないのだ、こんなゴールは。FKじゃあるまいし、常に100%の壁を作れるわけではないのだ。
ほぼ塞がれている、でもわずかに見えているシュートコース。DFによってGKから自分がブラインドになっているかもしれないってことも把握できただろう。わずかな時間的猶予で、これなら「打てる」と即決して実際に「打てる」のは流石だよ。
例えそれが「とりあえず後半最初にビビらせとくか」ってくらいのモノだったとしてもね。そこで打って枠に飛ばせる選手がストライカーと讃えられるのだろう。
ただ、あの状況で「あと一歩寄せられた、そうすれば打たせなかった」と湘南の選手が悔しく思っているのなら、それは『ミス』なのだろう。それは次戦以降に反省を活かしてもらわなければならないが、その焦りと憤りが、湘南の選手を"揺さぶった"。
まだ時間は十分にあったのだから、リズムを取り戻せれば押し戻せただろう。ただ、なかなかペースを戻せない。ブロックが崩れ、攻撃が形にならない。ここまで未勝利のFC東京が、先制を機に前半ほど前に出てこなくなったこともあったかもしれないが。
攻撃が絡め取られて、反撃に晒される。選手交代でも流れを変えられず、後半はなんとシュートがゼロだったらしい。追加点こそギリギリのところで許さなかったが、後半はズタボロと言っていいだろう内容だった。
総評:☆☆☆
試合の入りは悪くなかっただけに勿体無いなぁ…。一発の豪砲によって恐慌に陥り、自分達の良さを出せなくなった。多少引かれたとしても、そこを打ち崩すための牙を去年1年研いできたはずなのに、そのチカラを全く出せなかったのは正直情けない。
そこに至るまではそこそこ出来ているのだから、せめてシュート数は増やしていかないと。隙を見せたら打ってくると相手に意識させなければ、その裏をかくこともできないぞ。誰でもいいんだぞ、シュート能力が"無い"プロ選手なんていないんだから!
守備はここまである程度計算できているといっていい。かなり際どいピンチもあるけれど、そこで最後に体を張れているからこそ、失点数の少なさにつながっている。この日のオリヴェイラの一発を教訓にして、更に磨き上げていこう。
重ねて書くけど、個人的にはこの日の失点が『ミス』とは思ってない。ただ、選手達が防げたと悔いているのなら、二度と繰り返さないようにしないとね。
あと、せっかく入ったミキッチをもっと上手く使いたいな。コンビネーション云々でなくて、右サイドでフリーで孤立する場面が多すぎる気がする。今までの湘南とは違うリズムを奏でられる選手のハズなので、そこは積極的に活かしてあげたい。
次戦
しばし間があいて、3月31日(土)にアウェイでC大阪戦がリーグ戦第5節となりますな。ここまで3分1敗と波に乗れていないが、湘南だって正直似たようなモノだ。
この2週間という期間は、長いようで大幅に修正するには短い。どこに比重を置いて仕上げていくか、監督の手腕が問われる。新たな『開幕戦』のつもりでチームを練り上げていかなければ、FC東京戦の二の舞になるぞ。
C大阪も自分達が失点が多いというのは意識しているところだろうから、そこを刺激していって焦りを誘っていきたい。そのためにも、まずはシュートよシュート。前半だけで二桁いきたいな。無駄打ち空打ちも全然オッケーよ。
19時開始ということで、ホントの意味での『夜桜』見物。ちょうど桜も見頃の時期、桜を散らすか、桜吹雪に飲まれるか。往復高速バスの強行軍で見届けてきます。
余談
勝っても負けても秋元が一人でさっさと帰っちゃうの、ホント気になるのよなぁ。気持ちが昂ぶってんのか知らんけど、足並み揃えるくらいできるでしょーに。