湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

映画鑑賞履歴(1711末~1802頭)【後編】

あぁ…なんかホントすいません。ベルマーレワンダーランドの日からはまたベルマーレな日が続くんで、趣味的な長文は一気に書いちゃわないといかんのです。

あと3作品とはいえ、またレビュー長くなっちゃってどうしたものかw。思い入れの分だけ感想が増えちゃうのは笑って許して。今更だけど、劇場公開から一ヶ月過ぎてるし、あまりネタバレは気にせず書きなぐるのでw、御了承くださいまし。

キングスマン

映画『キングスマン』オフィシャルサイト

キングスマン - Wikipedia


映画『キングスマン』予告編


映画『キングスマン』本編映像「バー・ファイト」

以前の記事には書かなかったけど、2015年には『マッドマックス 怒りのデスロード』と『ガルパン劇場版』の間に、コイツがイギリスからやってきていた。2016年にも『デッドプール』や『シン・ゴジラ』やらが来てたけど、それは別の機会に。

英国の老舗高級テーラー「キングスマン」。その実態は公的機関に属さない私設スパイ組織。主人公はキングスマンのベテランエージェント、ハリー。そして貧しい母子家庭で育ち、身体能力と聡明さを持て余す青年、エグジー。

エグジーの父親はかつてキングスマン候補生であり、選抜任務中にハリーをかばって殉職していた。ハリーはエグジーの才覚を見込み、彼を父親と同じ道へと誘う。時を同じくして、全人類のほとんどを滅ぼす悪魔の計画が進行していた…というお話。

とにかくアクションが素晴らしく、台詞も小粋(少々"お下品"なとこもあるけどw)。師弟の物語でもあり、"シンデレラ"の成長物語でもあり、もちろん勧善懲悪のスパイ映画でもある。今からでも見逃す手は無い、珠玉の逸品ですぞ。

キングスマン:ゴールデン・サークル

映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』公式サイト 大ヒット上映中!

キングスマン: ゴールデン・サークル - Wikipedia


映画「キングスマン:ゴールデン・サークル」予告B

前作終了時の約1年後から、物語は始まる。組織としての「キングスマン」は人員も補充できて何とか再建、前作で世界の危機を救ったエグジーも、今では立派なエージェントとなっていた。順風満帆の日々は、ある人物との"意外なる再会"で破壊される。

そしてキングスマンのイギリス内の全ての拠点に降り注ぐミサイルで、エグジー含め2人以外の人員と設備が全て失われてしまう事態に。残された失意の2人は、組織に言い伝えられていた手がかりを辿り、"アメリカの親戚"にコンタクトをとる…という導入。

暗躍する麻薬組織に対する、アメリカのキングスマン的スパイ組織「ステイツマン」との共闘。そして前作で確実に死んだと思われたハリーの復活、更に、前作では実現しなかったハリーとエグジーが同じ戦場に立ってのバトル! サイコーや!

記憶を失っていたハリーの復活劇には、コリン・ファースの演技に鳥肌モノ。今回もキレッキレのアクションは期待を裏切らないが、ラストバトルは前作に比べるとちょっと盛り上がりに欠けるかな。前作が色々とwトガりすぎてたってこともあるけど。

最後はキングスマン復興への道筋もできて、エグジーの立身出世はこれ以上無い高みへと登りつめる。あまりにも失ったものが大きすぎる、哀しきハッピーエンド。

ステイツマンとの絡みで三作目を匂わせる終わり方をして、実際に三作目はあるらしいけど、あまりに簡単に一作目からの登場人物を退場させすぎたのがツラい。もっとも、ハリーと同じく「スパイのスゴい設備」で復活しちゃうかもしれないけどさ…w。

劇場版マジンガーZ/INFINITY

『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』 | 大ヒット上映中!

マジンガーZ - Wikipedia

 Mazinger Z vs Ankoku Daishogun (Z vs AKDS)

リアルタイム直撃世代ではないけれど、昔は夕方がアニメ再放送タイムで、その時に観ている。とはいえ録画機器なんて存在していなかった時代、当然ながら当時は…いや多分今でも全話は観ていない。何せZとグレートを合わせて148話の大長編だ。

そして何と言っても、語り草になっている『マジンガーZ対暗黒大将軍(映画)』のラストバトル。上の動画の通りで、それまで無敵を誇ったZはズタボロにやられ、颯爽と現れて敵を蹴散らして去っていくグレート。とんでもない主役交代劇ですよ。

もちろんそれすらも多分リアルタイムでは観れていないけど、それでも原体験に近い存在であることには変わりなく。当時の子供達がそうであったように、どれだけ時代が移り変わろうとも、やはりZとグレートは特別な存在なのですよ。


『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』予告編1


『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』予告編2

そして今回「永井豪画業50周年記念作品」として、再び映画化される事になったわけで。これまでも幾度かの再アニメ化はされてきたものの、どれも余計な枝葉が目立ちすぎて(詳細はあえて語らず)、正直どれも満足させてくれるものは無かった。

今回の設定は、TV版のグレート最終回から約10年後。グレンダイザーが(まだ?)地球にやってきていない時間軸で、マジンガーZの物語を描くという。

史実としては地続きのグレンダイザーの存在をあえてカットすることで、マジンガーZと兜甲児の物語が描きやすくなるのよね。上手いこと考えたと思うよ。グレンのファンからは文句出ていたけど、正直マジンガーシリーズじゃ異端だからねぇ。

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時は10年後。ドクターヘルとミケーネの連続侵攻の傷を光子力エネルギーの世界的展開で癒やし、地球は有史以来の最も平和な時代と呼ばれていた。グレートと剣鉄也は軍で現役だが、兜甲児は研究者の道へ進み、Zは博物館展示されている。

ある日、突如としてアメリカの光子力プラントが機械獣の群れに襲われ、グレートが行方不明に。時をほぼ同じくして新光子力研究所のお膝元である富士プラントも襲われ、量産型マジンガーの奮戦も空しく、施設は奪われてしまう。

実は富士プラントの奥深くには、『INFINITY』と名付けられたミケーネの超巨大遺跡が隠されていた。『INFINITY』を起動させ、その力で次元ごと世界を作り変えようと目論むドクターヘル。甲児とZは世界の消滅を止めることができるのか…というお話。

正直なところ、ストーリー的にはカンペキとはいかない。前日譚の描かれる漫画と脚本家自らが手がける小説版が無いと詳細がわからない描写はあるし、そもそもドクターヘル一派の復活の理由は明かされない。『隣接次元』云々で匂わせてはいるけれど。

だけどね。そんな事を全て吹っ飛ばすんだ。今の技術で描かれ『機械の獣』たる俊敏さを見せる機械獣軍団と、それを圧倒的パワーと全身の武装で蹴散らす『鉄の城』マジンガーZのバトルが。リデザインされたマジンガーZがね、動くと本当にカッコイイの。

最後の巨大化戦闘についても、一応の理屈付けはあるから、個人的には問題無し。惜しむらくは95分という尺では足りなかった。「Zとグレートの共闘シーン」と「説明不足分」を追加して、120分クラスで作られていたらと思わずにはいられない。

主題歌に齢70歳(!)でも喉は元気だ水木一郎、音楽担当はかつてのシリーズを支えた渡辺宙明の御子息である渡辺俊幸、エンディングテーマには吉川晃司を迎える布陣。

吉川晃司の『The Last Letter』がね、また良いの。兜甲児からマジンガーZへの愛の歌であり、別れの歌。珠玉のバラードですことよ。


吉川晃司 - The Last Letter 【Official Music Video (short ver.)】

4DX/MX4Dのお話

新次元の4Dアトラクションシアター ユナイテッド・シネマ|シネプレックス

MX4D™ || TOHOシネマズ

最後に、座席が動く系の上映形態のお話。実はずっと毛嫌いしてたのね。映像観ながら座席が動いて何が楽しいんだ、じっくり観せなさいよってね。

最初に観たのは『ガルパン劇場版』。戦車の動きに合わせてスゴい事になってるって話を聞いたんでね。次が『キングスマン:ゴールデン・サークル』。こちらは単に公開日に帰省してて、実家の近くでやってたというだけなんだけどもw。

で、どちらも場面に合わせてグワングワンと座席が動く、風吹く、煙出るといろいろ派手なんだけど、結局それだけなのよね。映画の「場面」に合わせて座席が動くだけだから、登場人物とシンクロしないから映画の世界にのめり込まない。

では、なんで『劇場版マジンガーZ/INFINITY』では毎週通うほどにハマったのか。それは、独りで操縦席に座っている兜甲児/剣鉄也と、映画館で座席に座っている自分の状況がシンクロしたから。

戦闘中の武器による攻撃の反動も、機械獣からの被弾の衝撃も、飛行中の機体の傾きも、操縦席の彼等への感情移入を高めてくれる。そしてなんと言っても、クライマックス直前の『パイルダー・オン!』の衝撃は、一言では語れないほどの感動。

映像世界への没入感は、VR『装甲騎兵ボトムズ 』にも負けていないと感じた。VRグラスをつけたわけでも、自分で操縦するわけでもないのにね。

かつて憧れた世界観が、過去に無かったアニメーション技術で作られ、過去には無かった上映方式で観る、かつて無い没入感での映画体験。それが『劇場版マジンガーZ/INFINITY』を動く座席で観ることに執着させたのですよ。

vrzone-pic.com

でもそれは、毎回最前列ほぼ中央で観たからというのもある。前に誰もいない、視界前面全てがスクリーンという状況だったからこその没入感。もちろん狙って座席を予約するわけだけども。

これ、最初に『ガルパン劇場版』で観た時に後ろの方で、結構前の座席や座ってる人の頭の動きが邪魔だったのね。4席が一つの動きをするので、傾く場面では自分は下がっても視界のどこかの席は上がる、みたいなこともあるから。

なので、同じような条件の映画で、最前列中央付近の座席が確保できるようなら、オススメします。でも単に激しく動きますよーってだけだったら、行かないかな。