湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

映画鑑賞履歴(1711末~1802頭)【前編】

えー、何で前回長々と書いたかというと、映画の感想をいきなりダーッと羅列する前に、ちょいと事前説明がいるかなーと思ったからなんですなw。

自分の中の「観たい」に正直になった結果、年末年始の11週間で16回(9作品)。中には1日3回とか1日同作品連続とか5週連続同作品とか、やってることが我ながら少々おかしい。Jリーグのオフ期間中とはいえ、ちょっと無茶しすぎましたわ。

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いや、流石に普段からこんなに行きまくってはいないんですよ。この冬は個人的注目作が目白押しで、とりあえず片っ端から観ないと消化しきれなかった。最後の5連発だけは想定外。まさかこんなに動く椅子との相性が良いなんて…。

ジャスティス・リーグ

映画『ジャスティス・リーグ』ブルーレイ&DVDリリース

 ぶっちゃけますと、アメコミの系譜あんまりわかってませんw。DCやらマーベルやらの区分けの話を最近よーやくなんとなーく触った程度。最近遡って過去のシリーズも追いかけ始めたばっかり。お金かかってるから映像が派手で観てて楽しいのよね。

こっちはスーパーマンバットマンワンダーウーマンらを擁する『DCエクステンデッド・ユニバース』関連作品で、キャプテン・アメリカ/アイアンマン/スパイダーマンらが揃うのが『マーベル・シネマティック・ユニバース』。

DCエクステンデッド・ユニバース - Wikipedia

マーベル・シネマティック・ユニバース - Wikipedia

さっくりまとめると、前作で死んじゃってたスーパーマンの復活を軸に、世界の危機にみんなで力を合わせて戦おうねって話w。つなぎの回ってわけでもないんだろうけど、正直ラスボス戦の盛り上がりには欠けたかな。

探偵はBARにいる3

映画『探偵はBARにいる3』公式サイト

「どうでしょう」発の売れっ子俳優大泉洋の探偵と、目力が父親にますます似てきた松田龍平の格闘系助手のコンビによるシリーズ第三弾。大泉洋だからって理由で観始めたシリーズだけど、キメる時はキメるハーフボイルドさがなかなかに心地良い。

シリーズ最高傑作とまでは行かないが(個人的には1作目がオススメ)、切ない余韻の残る良作。大泉氏の身体がアクションに耐えられる限りw、続けてほしいな。

 ガールズ&パンツァー最終章 第1話

ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト

同じ日付に2つ並んでいるのはコピペミスではありませんw。金曜夜中の25時から公開で、どうせ帰れないしと26時半からと28時からの回で予約したため。初日の最速上映で観たかったというだけなんだ(25時回は取れなかったw)。

上映時間47分/1200円というのは、全6回で小出しにしていくから。ブランドとして確立したからこそ許されるというか、なかなかに商売上手だなと。

テレビ版/劇場版と二度に渡って「廃校」という最大級の困難を突破して、今回どうなるのかと思ったら。浪人しそうな最上級生を傀儡の隊長にして(本来は2年の主人公が隊長)、大学の推薦枠を得る"アピール"としての大会での躍進が目標なのだそうな。

…うん、思った以上に『どーでもいい』。もちろん本人達は真剣なんだが、観ている側はこれまでの物語の「最終章」なのだ。全6回のストーリーの先に、むしろ在校生達の未来が見える話になってて欲しかった。後輩ちゃんに隊長やらせてみるとかさ。

もっともまだ初回、どんでん返しがあるかもしれない…というか、あってほしい。劇場版が綺麗にまとまって終わっただけに、最終章が終わってみたら「面白かったけど蛇足だったなぁ」なんていう結末にはなりませんように。

仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL

仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー

アメコミ特撮も観るなら、日本の特撮ヒーローも観るのだw。もっとも毎年追いかけてるわけでもなくて、ここ数年はちょっと御無沙汰してるけどね。

ちゃんと観たのは戦隊は2004年『特捜戦隊デカレンジャー』と2011年『海賊戦隊ゴーカイジャー』だけ。平成ライダーは断続的に結構観てたけど、2014年『仮面ライダードライブ』で止まってる。だから今回の主役連中は、正直全く知らない。

それでも観たのは、当時のキャストそのままで『オーズ』『フォーゼ』がレジェンド枠での客演が実現していたから。特に福士蒼汰くんは今や超売れっ子だから、もう二度とフォーゼやってくんないんじゃないかと思ってただけに嬉しくてねぇ。

オーズは人気が根強くて、それを反映してか、他の映画の客演で最終回後の流れがかなり映像化されていたりして。テレビから応援してる人は嬉しいだろうな。実はテレビでは観てなくて、最近配信で追いかけたのよね。

せっかくだからフォーゼ陣の活躍をもっと観たかったけど、ヒロイン枠が新興宗教出家で、相棒枠が芸能界引退してるから、出来ること限られるよね。もったいないなぁ。

オリエント急行殺人事件

 映画『オリエント急行殺人事件』オフィシャルサイト

こういうのも観るんですよ?w アガサ・クリスティーの名作小説の、1974年以来の映画化。今回も名優が揃ったと大宣伝していて気になっていたのだ。とはいえ顔と名前が一致しているのはジョニー・デップくらいのものだったがw。

ところがね。映画を観てるとやっぱり「うわ上手いわ」ってのがシロートでもわかるのね。ちょっとした姿勢だったり目線だったり僅かな表情の動きだったり、そういうところで魅せてくれる。流石だなぁと感心するばかり。

メインの登場人物の中に『スターウォーズ』新シリーズで新しい主役の一人レイ役に抜擢されたデイジー・リドリーがいたんだけど、映画観てる間ずっと気が付かなかったのは我ながら情けない。でも、それくらい印象違ってたんだよ。

1974年版も観たはずだけど、すっかり内容忘れてたので、とても新鮮な気持ちで楽しんだし、驚いたし、心に染みた。名作は色褪せないんだなぁ…。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ

スター・ウォーズ/最後のジェダイ|映画 | スター・ウォーズ公式

前作『フォースの覚醒』で華々しく始まった新章、待望の第二弾。とはいえ前作ほどの熱狂もなく始まって、内容的にも"つなぎ的な"というか、この映画の中で何かの決着がつくようなまとまりがあるわけでもない。

ただし、その内容は重要だ。前作でハン・ソロを(恐らく)死亡退場させて、今回はルーク・スカイウォーカーを(恐らく)死亡退場させたのだから。レイア姫は生きてるけど、中の人はお亡くなりになっていて、とんでもなく自然なCGで登場してるけども。

他にも敵も味方も多くの中枢の人員が失われた。互いの中心にいるのは、いつのまにか新しい世代。過去と決別するために作られた映画なのは確かだ。

過去作で積み上げてきたストーリーをすっぱり過去に捨て去ることで、物語も作りやすくなるだろう。ただ、あまりに大急ぎに退場させすぎた感はある。

物語の中で、ルークはレイにまだ何も伝えられていない。霊体(?)でも会話できたりするかもしれないけども。カイロ・レンと、彼が暗黒面に堕ちるきっかけを作ったルークが直接顔を合わせて再会する機会は、永遠に失われてしまった。

そして何より『ルーク・スカイウォーカーズ・サーガ』を応援してきた往年のファンを切り捨てることにもなりかねない。これは結構インパクトが大きい。未来を切り拓く若者と、今を導く先駆者、どちらも描いていく道は無かったのだろうか。

新日本プロレスは、創始者アントニオ猪木の影を払拭することで蘇った。ただそれは、猪木の存在が足枷となっていたからだ。ルークやハン・ソロの存在が、シリーズを台無しにするような存在になったとは思えない。もったいないことだと思う。

…などと、『フォースの覚醒』まで『スターウォーズ』を映画館で一度も観たことが無かったシロートは思ったりするわけですが。今後どうなっていくんだろうなぁ。

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この柔らかくて高級そうなソファーっぽいシートは、109シネマズ二子玉川のIMAXで『最後のジェダイ』観た時に、平日昼間だというのに普通の席の良いとこが埋まってたので、興味本位で(?)買ってみた「エグゼクティブシート」と呼ばれる特別席。

 映画が始まるまでの待合室…というかサロン?からもう贅沢な空間というか、あまりにセレブ専用すぎて落ち着かない落ち着かないw。実際に映画を観るエグゼクティブシートは、限りなくリクライニングしてハンモックみたいな姿勢にもなれちゃう。

おかげさんで、これまでにない程にリラックスして映画を観られたけど、映画観ながらの飲み物がフレッシュフルーツスムージー(1000円)とかだからね。当分いいやw。