湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J2・第42節_vs町田(H)】 『ミライへ』△1-1

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長い長いと思っていた42試合の長丁場も、終わってみればあっという間…なんて振り返られるのも、良い結果が残せたからこそか。最終戦のスタグルを堪能するのに夢中になりすぎて優勝シャーレの展示をすっかり忘れたりしつつ、スタジアム入り。

ホームで迎える最終戦、日本のどこかでは火傷しそうなほど熱いプレーオフ圏内争いが同時に行われるとは思えないような(笑)、爽やかな晴天。久しぶりの青空の平塚で、両チーム共にノビノビとプレーしているように見えた。

スタメンは左ワイドに高山が初スタメン、ボランチに未月。それ以外は今季ベストメンバーが揃った。後はゴールしか無かった表原、無念のベンチ外。

最終節まで10戦勝利無しの町田、最終節に有終の美をと、キックオフからハーフウェイラインフィールドプレーヤーがほぼ全員並ぶほどに燃えていた。

とはいえ湘南も優勝が決まってから勝利無し。2013年以来の久しぶりにホームで迎える最終戦、J1へ向けてこちらも華々しく終わりたかったところだったが。そこそこチャンスは作るものの、町田の勢いに圧されてしまう。

思えば今年はずっとそうだった。相手からはJ1帰りってことで目の色を変えられ、試合後には対戦相手のチームやサポから今季ベストゲームと言われるような、拮抗した内容を続けてきた。こっちだってゼロからのスタートだったというのに。

それでも競り勝ってきて、自動昇格と優勝を掴んだからこそ、今がある。この日も瞬間的にブラインドになって"あの"秋元がシュートに反応できずに先制を許したが、後半になっても足を止めなかったことで、同点ゴールにつながった。

ミスもあったが縮こまることもなく、最後までやりきるんだという意思の見える試合内容。去り行くシーズンを惜しむかのような激しい試合は、ドローで終わった。

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「今年のチームは、本当に強いチームではなかったです。ゲームの中でも普段でも波はあったし、試合毎にできたことができなかったり、そういう時間も多かったです。」

「ただ彼等は、本当に常に前向きでした。連敗が無かったのも、今日もし次の試合があれば明日練習試合があり、オフ明けにミーティングがあって、また(課題に)向き合って(練習を)やる。その事に目を背けてチームの批判をしたり、自分が良ければいいやっていう選手は、おそらく一人も、1回も無かったと思います。」

「この選手達に教えてもらったことは沢山ありますし、彼等を、心から、誇りに思ってます。けして強くない彼等ですけども、言い方難しくて強制するのも変ですけど、ねぎらってあげてください。今シーズン1年間、ありがとうございました!」

終戦セレモニーでのキジェ監督の言葉だ。最終成績は24勝7敗11分、得失点+22。前半戦が13勝4敗4分だから、研究されていく終盤でも、勝ち点的にはほぼ同じペースで積み上げ続けられたことになる。千葉戦を筆頭に苦戦だらけだったけど。

監督の言う通り、圧倒的な強さも得点力も見せられなかったけど、成長は確実に見せられたシーズンだった。コンバート山根と高卒新人杉岡氏で最小失点(福岡と同数)を成し遂げられるなんて、開幕戦キックオフ前に誰が想像できただろう。

来年だけでなく、その先のミライへの挑戦のための1年だった。根幹の選手が入れ替わりながらも成長を続けながら結果を残す『湘南メソッド』を確立させて、創立50周年の来年、またJ1に挑む。これまでとは違う景色が、また観られるハズだ。

23日には平塚競輪場で『J2優勝祝賀会』開催。直前になってツボさん契約満了の発表があったけど、ツボさんに感謝の言葉を伝えられたのは良かったね。湘南の練習についていけるんだから、まだまだ現役でやれるよ。ドコへ行っても応援するよ。

そして25日には『感謝の集い』に合わせて、キジェ監督の続投が発表された。記事によれば将来的なことまで話し合いがされたようで、新スタジアムでの事にまで言及されている。その時までキジェさんで行くこと前提…と思っていいのだろう、か。

シーズンは終わった。監督の続投も決まった。あとはJ1の公式戦終了と同時に色々選手の動きが始まるのだろう。2018年の戦いは、もう始まっているんだ。

スポナビコメント

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