書くことが見つからない。もちろん劣勢を打開しようという姿勢は感じたが、最後まで相手のブロックの前でアクセルを踏めなかった。シュート本数が３対１３という数字が如実に物語る。
それでも前半はそこそこやれてたようにも見えたので、後半はもうワンテンポ早く攻め込んでいけたら…なんて思っていたのだけどね。後半になっても選手交代を経ても、攻撃のギアは上がらなかった。まるで京都の縦ポンにビビってしまったかのように。
どうも試合後の監督コメントを読むと、最初からこういう展開自体は織り込み済みだったかのような内容なんだけどもね。こういう相手を打開するための準備をしてきて尚、そこを狙って崩していけなかったというのは、正直歯痒さが残ったのは否定できない。
もちろん残り１０試合以下になった状況で、アウェイでしぶとく勝ち点１を積み上げて帰ってきてくれたという結果については、文句のつけようがない。更に言えば、１－１でも２－２でもそれ以上でも、スコアが動いてのドローだったら、愚痴を飲み込んで拍手もできた。
ただ、あまりに攻撃が無策だった。京都にしてやられたとも言えるのだろうが、それほど堅守というわけでもない京都を崩せなかった、シュートにも行けなかったという事実が、哀しい。
この日のスタメンには、岡本拓也が復活。前線からは端戸がサブからも消え、やーまん／野田／ジネイがトリオを組んでいた。いつかツインタワーへのぶっこみパワープレー大作戦でもするのかと思いきや、ジネイと野田が並び立った意図があまり感じられなかった。
今回も守備を頑張ってスコアレスドローで終わってくれたけど、どうもここ数試合、歯車が噛み合った試合展開になってくれない。そんな中でも１０戦負け無しなので、振り上げた拳を降ろす場所が見当たらない。怪我人多発の中でも踏ん張ってくれているのも、わかってはいる。
残り８試合で２位長崎との勝ち点差は９、３位福岡との勝ち点差は１０。２試合で２ずつ詰められても逃げ切れる差ではあるが、そこで満足して欲しくないんだ。堅守であってほしいけど、それはあくまで結果。チーム状況が辛くても、攻めきる試合が観たいんだよ！
首位を独走しているチームのサポが隣の芝生を観て蒼く見えるのもオカシイのだろうが、今の湘南に０－２のビハインドから７分で３点取って大逆転…みたいな試合を望めるだろうか。いざという時には、リスクを顧みずゴールを狙いに行けるだろうか。
それができる、狙いに行ける湘南であってほしいし、今の状況は首位に立っていてゴールが見えてきている時期だからこそ…だと思いたい。一番歯痒いのは選手監督なのだろうなぁ。
次節はホーム平塚に戻っての金沢戦。また『パッション』と『スターダストメモリー』のチャントが聴けるのが楽しみだｗ。そして、ホームで再び攻撃的姿勢を取り戻すことにも期待したい。
さて、京都ですがね。深夜高速バスで７時過ぎに到着して、そこからレンタサイクルで午前中だけでも突貫で観光しようと思ってたんですけどね。清水寺と二条城を周るのが精一杯でした。
１：深夜高速バスで寝不足の状態で、
２：乗り慣れない自転車で(電動アシスト自転車であったとしても)、
３：土地勘の無い街中を神経をすり減らしながら自転車をこぎ、
４：移動→観光→移動の繰り返しで休む時間も無く、
５：自転車のままスタジアムまで行き、
６：ゴール裏でほぼ立ちっぱなしで、
７：試合が終わったら返却時間が迫る中を再び自転車を飛ばし…。
とにかく疲れました。実際に座ってゆっくりしたのは、二条城と試合開始前後とハーフタイム、それぞれ５分ずつくらい。あとは身体動かしっぱなしでねぇ…。レンタサイクルでの観光なんて二度としないぞと誓った京都遠征でありました、とさ。
