湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J2・第33節_vs讃岐(H)】 『リンゴ』○1-0

またもや後半やや失速してのウノゼロ勝利。台風接近に伴う大雨の中ということもあったし、個人的には「こんなコンディションでも『いつも通り』だった」のは評価していたんだけども。

キジェさんはそんな事は無かったらしく、後半の失速についてリンゴに例えてDAZNの放送の中でコメントしていた。それが少々わかりにくくユーモラスな表現で、ドメサカブログさんにも単独記事でまとめられちゃうくらいにはw盛り上がってしまった。

リンゴっていうのは青から赤になったら自然に落ちてくると思うんだけど、まだ青いままずっとプレーしていて、赤にもなっていないのに、自ら下に落ちようみたいなプレーが多くて、自然にゲームに勝ちたいとか上手くなりたいという気持ちがピッチに落ちていなかったように自分は思っていて、それは反省しなきゃいけない。

ドメサカさんのとこのコメント欄でも色々な推測がされているけれど。個人的には、試合後の監督会見での、ボランチ2人に声をかけた時の内容とイコールなんだと思ってる。

どこかこう「勝たないといけない」という気持ちが「勝ちたい」という気持ちを上回ってしまうと、どうしてもプレーが縮こまってしまうというか、(中略)そういう心理的なものでもう少しやれないか、というような話をしました。

まだまだ成長していかなければいけない湘南というクラブ、そして選手達。だからこそ自分達のやるべき事、積み上げてきたモノを試合終了まで出し切って、勝利を目指すことが大事。

前半までは問題なかったのに、後半は挑戦者であるはずなのにまるで自分達が強者であるかのように「勝たなければ」という想いが強くなってしまった(ように監督には見えた)。それによってエネルギーを持ったプレーが減って、前への推進力が薄れてしまった。

チームが赤く熟していればそんな事を考える間もなくチームの力で勝てるのだろうが、まだ青い湘南はそれじゃダメなのだと。やり続けなければいけないのだと。そういうことなのだろう。

カマタマーレ讃岐サポな皆様! こんな天候にも関わらず、よくぞおいでなすった! ようこそ!ヽ(・∀・)ノ #bellmare #カマタマーレ pic.twitter.com/umbDYZLofP— レヴィ (@revys48) 2017年9月16日

この日のスタメンは、星矢がサブにもいなくて奈良輪が入った。そしてカレー食べ過ぎのやーまんに代わってFWに入ったのは、神谷。久々スタメンの『湘南乃星』は、大活躍とまではいかなかったが、存在感のあるプレーで前線を引っ張っていた。今後も期待したいところだ。

前半から互いに好機を作りながらも無得点だったが、32分に不意に先制のゴールが生まれた。右からのショートコーナーから奈良輪がゴール前にふわりと入れたクロスを、瞬間的に競り勝ったバイーアさんが頭で叩き込んだ。これにてバイーアさん、2試合連続ゴール。

後半になって、讃岐がメンバー交代含めて積極的に攻勢に出てきた。そして前述の通りに湘南は推進力を出せずに試合終了まで受け身に回ってしまうわけだけども。それでも台風接近に伴う大雨の中で、あわや失点のピンチもありつつも守り切れたのは及第点だとは思うのだけどね。

ミスから失点を重ねたアウェイ讃岐戦を思えば、きっちり試合をクローズさせてリベンジしてみせたのは悪くない。この日もエンジン全開になった讃岐の攻撃は鋭いモノだった。

そして何より、シーズン終盤に突入しても勝ち点を積み重ね続けてきているのだ。他が躓いていく中で勝ち点は70に到達、3位とは勝ち点差12まで広がった。少しばかり躓いても、立ち止まらないことが重要だ。

ズッ友だと思われた福岡が、コケ続けてついに長崎に抜かれ3位、守備に難を抱えたままの名古屋が失速して6位に転落、尻上がりに調子を上げてきた松本山雅が4位に急浮上。もっとも途中の低迷が不思議だっただけで、いずれ上がってくるとは思ってた。

次節はアウェイで京都。平塚で対戦した時は釣男さんが不在だったんよね。順位こそ下位に低迷しているけど、釣男/大黒のツートップは脅威だ。隙を見せずに守りきりたいところだ。初めての京都参戦、お土産は新鮮な勝ち点3…となりますかどうか。

湘南の下部組織出身で湘南でもプレー経験のある #馬場賢治 (讃岐)に向けて湘南サポーターから「選手としてスタッフとしてサポーターとして俺たちは“平塚の漢”馬場賢治を待っている」と書かれた横断幕が掲出されました❗️ https://t.co/zw2ZMUXcDF #bellmare pic.twitter.com/w2JFeXsxzq— Jリーグ公認ファンサイトJ's GOAL (@jsgoal) 2017年9月16日

馬場賢治 ブログを更新しました。 『誇りであり宝』https://t.co/Rabmx06VAh#馬場賢治#アメブロ馬場賢治 (@bakens77) 2017年9月18日

そして忘れちゃいけないのが、この日が皆に愛されし”平塚の漢”馬場賢治の平塚凱旋試合だったことですな。相変わらず気持ちの伝わるプレーで、大きな脅威となっていた。あわや失点かという場面も作られたし、途中で足がつって交代してなければ、どうなっていたか。

そして試合後。ゴール裏が降り止まぬ大雨の中であのチャントを高らかに唄い、彼を呼び出す。ビジョンに彼を称える画像まで映し出されて、ウワサじゃ眞壁会長が「もう他のチームの選手だぞ」とオカンムリだったらしいけれど、それはまた別のお話。

ゴール前に、モニターに、メインスタンドに。何度も深々と頭を下げて戻っていった馬場賢治。ただ、『今は現17番の湘南の漢をたくさんたくさん応援してあげてください。あの最高の応援歌をたくさん歌ってあげてください。』なんて、端戸に気を使わせてしまったな。

ちょっとチャントの流用が早かったんじゃないかなーとは思うのよね。安易に同じ背番号だからと端戸に使っちゃった感が否めなかったしね。端戸がどんな気分だったろうか…と思わんでもないけど、あのタイミングではあのチャントは歌わざるをえないしねぇ。

選手のチャントを流用するのは、平塚のゴール裏に挨拶に来て最後に盛大にチャントを歌ってあげた翌年から、もしくは移籍から5年経過してから…みたいな形の方がいいかもね。

馬場賢治も湘南を愛し、湘南サポも馬場賢治を愛し、それは今でも変わらない。多分ずっと変わらないんじゃないかな。湘南ベルマーレにとって、スペシャルな漢、馬場賢治。いつか、どんな形でもいいからクラブに戻ってきて欲しいところだが。