湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第13節_vs神戸(A)】『空足ローリングサンダー』×1-4

2点先制されてからひっくり返し、2点先制されても追いつき、という派手な試合が続いて誤魔化されてきた部分が一気に表面化してしまった。踏ん張るべきところで踏ん張れないというのは、いくら得点力が少々上がったとしても自分の首を絞めるんだ。

スタメン

のだりゅースタメンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! リョーゴ武富との揃い踏みはワクワクするねぇ!! …とホクホクしていたが、ウメさんいないじゃんか。

この日は右ワイドの中川の奮戦が目についた。それはもちろん良いことなのだけど、岡本や冬一にスタメンを明け渡してしまっていたコバショーはどこ行ったの。ルヴァン杯で前半で交代したのは、この日のためじゃなかったの??

ここにきて野戦病院状態になってきたけれど、U-20ワールドカップが終わるまでは、現有戦力で踏ん張るしか無いのだ。未月…冬一…こっちは気にせず頑張れよ(涙)。

試合

それでも前半は狙い通りの展開に持ち込めていたと思うんだ。湘南も神戸も集中して守れていたのでシュート本数自体は増えていかなかったけれど、惜しいチャンスは作れていた。坂やフレイレの好守備もあってスコアレスで折り返せたし。

ところが後半、思わぬ方向に試合が転がっていく。一気に攻撃のギヤを上げてきた神戸の猛攻を受け、早い時間帯で、アッサリ先制を許してしまう。そしてそこから、あれよあれよと守備が瓦解してしまったんだ。

DF裏のスペースに放り込まれ、マークについていたのだりゅーが無抵抗にクロスを上げられてしまい、最後はウェリントンがマークを剥がしてゴールに流し込んだ。前から後ろまで走っていたのだりゅーに、最後の一寄せを求めるのは酷だったろうか。

2失点目は空いたスペースをつながれて、ゴール正面でウェリが意表をついてヒールで落としたところに真横にダッシュしてきた三田がダイレクトシュート。ここも人数がいなかったわけでもないのに自由自在にスクイーズされてしまっている。

3失点目はビジャ・オンステージ。右サイドにポーンと蹴り出されたボールに追いついたビジャ、PA内に侵入するとボールが通る分だけわずかにフレイレをかわして、瞬時にシュート。そのコースを通され、ボールはゴール左サイドネットに突き刺さった。

4失点目は、右サイドのこぼれ球にポドルスキが追いついて、ウェリにふわりとしたピンポイントクロス。マークについていた杉岡氏、引き剥がされて競りに行けず、ウェリは難なくドフリーでヘッドを叩き込んだ。

湘南も黙ってサンドバックになっていたわけじゃなく、ポストに何回か嫌われた場面もあったし、最後に指宿が意地で1点もぎとってきたのは次節につながるとは思うが、時すでに遅しでしたなぁ…。


DAZNハイライト20190526 ヴィッセル神戸戦

総評:☆☆☆

今年初の惨敗、☆も少々辛目に。もちろん相手を褒めるべきゴールもあった。ただソレにしたって後半だけで4失点ではフォローできぬ。今まで出来てなかったわけじゃないんだから、要因を突き詰めてもらいたいな。

芝で滑りまくってて監督が嘆いていたけど、相手も同じ芝でやってるんだよな。選手のスパイクセレクトだけじゃなくて、チーム側のリサーチは十分だったんだろうか。

今年の神戸での試合ではビジターの選手が芝に足を取られやすい…みたいな情報は無かったのだろうか。そうでないなら、何故ウチだけがズルズルと滑りまくってたのかっていう問題が出てくるわけだけども。 

 次の試合は

またもや(ゲンナリ)フライデーナイトJリーグってことで、平塚でマリノスを迎え討つ神奈川ダービーですよっと。共にルヴァン敗退なれど、前節は磐田相手に4-0完勝して5位浮上、絶好調の勢いで乗り込んでくる。

こっちは勢いに乗って加速するハズが、空足踏んで大転倒。ここでマリノスさんに踏み台になってもらえたら、再び加速できるってもんなんだが…リョーゴと山根がイエロー累積で出場停止という大問題が。

どちらも代わりなどいない、今の湘南の大黒柱。代わりにポジションに入る選手はいても、いる時と同じにはならない。そこをどう微調整していくかがカギになる。ワントップはのだりゅー、DFラインは坂フレイレ杉岡氏かな。

個人的には寝間着にしかならないベースボールシャツはどーでもいいんだけどもw、それでもお客さんは集まってくれるだろう。多くのお客さんの前で、まずは再び前を向ける内容を。ここでまたボロボロと失点してたらお話にならないぞ。

【YLC・第6節_vs札幌(H)】 『連覇の夢もポストオーバー』△2-2

この試合に勝てなかったことで、ルヴァンカップのグループステージ敗退が決定。去年の決勝の相手マリノスも長崎に足を掬われて、揃って涙を飲んだ。連覇を目指した湘南と、雪辱を期したマリノスとの、『平成』と『礼和』をまたいだ戦いが、終わった。

というわけで(?)今回も短縮版です、ぎょべんなさい。

総評:☆☆☆☆☆

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浦和戦に続いて今回も、少々唐突に失点しすぎなのが気にかかる。この試合の場合はもっと顕著で、先制点はズルズルとラインを下げてスペースを与えた挙げ句にブチこまれ、2失点目は間で受けられて人数もいたのに余裕を与えてしまってる。

試合終盤まで試合を諦めずに戦ってドローに持ち込んだのは、浦和戦の流れを最低限止めない戦いができたと評価はする。しかし勝たねばならない試合で先制を許し、後半立ち上がりに2点目を奪われるというのは、評価を相殺する減点ポイントだよ。

そしてPKなぁ…。あそこでしっかり決めていたらまだわからなかったが、あそこで試合を難しくしちゃったよね。でもって、PKの時に、ベンチの思惑or決め事と、ピッチ内の選手とで、何らかの食い違いがあったらしい

2019年5月22日(水)JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第6節 VS 北海道コンサドーレ札幌 « 湘南ベルマーレ公式サイト

(PKを蹴る人は事前に決めていたのか?)詳しくは言えませんが、外すには外す理由があったと思います。杉岡は公式戦で初めてPKを外しましたが、蹴らなければいけない選手がほかにいたなというのは僕の中で思っています。

ルヴァン杯前回の覇者・湘南 1次リーグで敗退 PK失敗の杉岡「僕の責任」― スポニチ Sponichi Annex サッカー

「シュンくん(菊地)が来て、蹴れるかと言われたのではいと言った。僕の責任。決めていれば」と悔しそう。「引きずるのはよくない」と、次戦へ切り換えた。

監督は他に『蹴らなければならない選手』がいたのに蹴らなかった、と。そして杉岡氏は、明確にキッカーを押し付けられている。少なくとも「俺が蹴る、決めてみせるぜ」という前向きな立候補ではない。やれるかと問われれば、やれるって言うよね。

PKを獲得した和樹が「俺がやる」って言ってもいい。他にも担当できるFWだっている。何ならシュンスケ本人だっていい。それなのに、何故杉岡氏が最終的に蹴ることになったんだろう。いや杉岡氏じゃダメだとか言うつもりはないんだけどもね。


YBCルヴァンカップハイライト2019522 札幌戦

そもそもグループステージ敗退の直接の原因はPKじゃないしね。初戦に終盤にボロボロ失点して逆転負けして、それに勝った長崎が突破してるんだから。状況を難しくしたのは自分達で、それを覆せなかったのも自分達。納得の敗退である。

次の試合は

リーグ戦でアウェイ神戸戦。VIPが機能せず、監督を交代しても負の連鎖を止められず、公式戦9連敗ですってよ。勝利無しですらないというのは、かなりの重症である。クラブ自体は大幅黒字らしいので、問題ないのかもしれないが。

湘南としては、浦和戦からの「最後まで諦めない姿勢」を保ちつつ、まずは守備から入りたい。幸い攻撃の調子は良いのだから、いつでもゴールは奪えるんだってくらいの気持ちで前半を無失点で終えることに集中するくらいでいい。

何が何でも結果が欲しい"餓狼"神戸の攻撃を、皆で防いで弾いて好きにさせないように。去年のイニエスタデビュー戦の再現といきたいものだ。