湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第8節_vs広島(H)】 『意気消沈ランナウェイ』×0-2

ちょっと時間取れそうに無いので、今回は短めに。

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DAZNハイライト 20180415 サンフレッチェ広島戦

【ステバノさんのアレ】

61分、右サイドから深く入った縦パスからクロス。ジョンヒョプがヘッドで叩き落としたところに、ゴール前ドフリーのステバノさん。DFは周りに3人いたが何故か寄せて来ず、遠巻きに眺めているだけ。

ステバノさん、胸でトラップ。まだ誰も寄せてこない。遮るのは至近距離で待ち構えるGKだけ。あとはシュートを決めるだけの場面で、トラップしたボールが落ちてくるのを待ちきれずに、ゴール前3mから宇宙開発。

この日は、ようやく水を得た魚のようなドリブルで何度も左サイドからチャンスメイクしていたし、今後に大きく期待できる働きをしてくれていたステバノさんなので、あまり言いたくはないんだが、正直かなーりガッカリしたぞ。

【2失点目の場面】

左からのコーナー、ニアポストにいたミキッチが落としたところに梅崎。周りに誰もいないのに(離れた背後から広島の選手が寄ってきてはいたが)、何故か正面にいた坂にバックパス。

これがゴロなら簡単にクリアできたろうが、中途半端な浮き玉になってしまって、坂がミートできなかった。それを相手に拾われてふわりとラストパス。パットリくんに頭で合わされて、失点。

直結したミスは坂のキックだが、正直あそこでバックパスを選択した梅崎の判断が全くわからない。コーナー直後でキッカー方面には誰もいなかったわけで、自らクリアすることもできたし、何なら自らドリブルで持ち上がることもできたハズだ。

ゴール前のあの狭いスペースで、しかも浮き玉でバックパスというのは、ベテランらしからぬというか、信じられない。言葉は悪いが責任放棄だとすら思う。これは広島の"得点"というよりも、湘南の"失点"だ。

総評:☆☆☆

前半はホントにワクワクしたものさ。後半だって失点場面以外で何度か良い形も作れてたし、冷静に振り返れば全体を通してよくやれていたとは思うんだ。試合後の監督コメントでも相当の手応えを感じている様子が伝わってくる。

ただ、正直2失点目の取られ方が個人的に最悪すぎて、ソレ以降の時間帯はずっとムカムカしながら意気消沈して観ていた。試合後は選手が回ってくるのを待たずに、まるで逃げるように席を立ったほどには苛ついていたね。

コーナーからブチこまれたパットリくんの1点目は相手に上回られたというだけだし、2失点目が普通の失点(?)だったら同じ0-2の敗戦でも☆5つはつけられたと思う。あの2失点目だけで星2つ減らさせてもらった。

次の試合は

水曜日にアウェイ鳥栖ルヴァン杯。週末のアウェイ横浜FM戦のメンバーから逆算してのメンバー選考になるだろう。広島戦のスタメンが想定外すぎたので、もうどんな人選でもあまり驚かないぞw。

その広島戦のメンバーでもこれだけの内容は残せたのだから、チームのベースは確実に上がってきている。それだけに、勝利への花道を自らの致命的ミスで遠ざけるのは、広島戦で最後にしてもらいたい。あとは結果にコミットするだけなのだから。

他所様のことを気にしている余裕は無いが、長崎がリーグ戦2勝目だそうだ。湘南はどうする。誰がゴールを決めるのか、誰がチームを勝利に導くのか。全ては選手達の想い次第だ。

【J1・第7節_vs札幌(A)】 『余所行きアンコントローラブル』×0-1

週の真ん中水曜日。長い帰宅時、ずっとスマホDAZNを観てましたわ。データ容量20GBの契約してると、屋外で複数試合観ても使い切らないので安心w。

スタメン

ルヴァン杯並とはいかずとも、もうちょいメンバー入れ替えてくるかなと思ったら、それほど動いてこなかった。ボランチに杉岡氏を起き、シャドーに梅崎端戸が起用されたくらいか。サブには、しまむー天馬ミキッチのだりゅー高山ステバノさん。

秋野もキクシュンも戻ってこられず、鹿島戦で急増ボランチを勤め上げた杉岡氏がこの日もボランチ起用。本来ならここに未月なり小林くんなり慣れてる面子が入ってこなければいけないのに、出せない/出てこられないのは何故なんだろう。

試合

前半観てる間、「今日は連戦の中の長距離遠征だし、相手に攻めさせているのかな?」なんて思ってたのね。いつもの3-2-4-1が5-4-1に見えるくらいに、なんか後ろの方でブロック作って待ち構えちゃってるからさ。

まぁ劣勢の時はそんなもんなんだけど、キックオフからだったからね。急増ボランチ杉岡氏ってこともあるし、まずは手堅く守備から入って、後半から普段どおりのリズムで行くのかと思ってたの。アウェイならそれもアリかなってね。

たまに札幌がモタついたところをボールを奪いにいけばサクッと奪ってカウンターなんて場面もあったし、一旦攻勢に出れば札幌の守備網もそれほど固くは感じなかった。湘南の普段のスタイルが出せるようになれば…とか思ってたんだけどなぁ。

後半に入って若干のテコ入れもあったのか、高山入れたりとかで確かに前への推進力は増していったけど、やっぱりアクティブディフェンスがハマっていかない。

五分に戻したかと思ったら終盤にかけて再び札幌ペースに戻されても、なんとかギリギリで跳ね返せていたし、これは勝ち点1を持ち帰られれば御の字かなぁと思っていたロスタイムだった。

右からのクロスの対応でバイーアさんが前に出ていく。都倉何故かコケる。バイーアさんの穴を埋めるために山根が中央にスライド。浅いクリアになったボールが再びゴール前に落とされると、都倉が即座に立ち上がって反転シュート。決勝点。


【公式】ゴール動画:都倉 賢(札幌)90+1分 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ 明治安田生命J1リーグ 第7節 2018/4/11

コケたことで(?)大野は都倉から視界から外してるし、スライドしてきた山根は中途半端な位置取りと寄せで。二人の間には都倉がシュートするには十分な空間が残されていた。ストライカーに余裕を与えたら痛い目にあうと学んだハズなのに。

またもや繰り返されたミス。ゴール前には都倉しかいなかったわけで、大野は目を離してはいけなかったし、ボールも都倉も視界に入ってる山根が潰しに行かなければならなかったところだったろう。残念な結果となってしまった。

総評:☆☆☆

試合後の監督コメントで『我々は自分たちでもっとゲームをコントロールできるようにトライしていかなければいけない』と言っていたのは、前半守備的に入ってしまったことを示唆しているのだと思うんだけども。

いつもの湘南スタイルの"前線からのアクティブディフェンス"はゲームをコントロールとは言わない気がするしね。問題は、守備的に入ったのがベンチの指示だったのか、選手が前に出られなかったのか。後者だったとして修正できなかったのか。

何にしても、そんな余所行きなサッカーでは、なかなか波に乗れないよね。それともペトロビッチの戦術に上手いこと抑え込まれてしまったかな? 正直監督の相性は悪いよね。何とか跳ね返せてはいたけれど、札幌に自由にやらせすぎたね。

あと、杉岡氏のボランチはツラい。いや杉岡氏のボランチが問題なんじゃなくて、現状杉岡氏が左サイドにいないと安定しない。この日も何度か左サイドをぶっちぎられてピンチを招いていた。現状ではサイドに置いておきたいなぁ…。


DAZNハイライト 20180411 コンサドーレ札幌戦

次の試合は

日曜日に平塚で広島を迎撃する。現在無敗で首位を快走する絶好調のチームだ。去年は降格圏付近を低空飛行していたのに、あの城福さんが新監督になってアッサリ息を吹き返してしまった。

僅差で相手を振り切って勝ってきているのは、その結果以上の勝負強さを感じる。かつて城福氏が率いてきた、あの頃の甲府のような。正直これは…とてもやりにくい。

こちらは鹿島戦での盛り上がりに、自ら水を刺してしまった。ただ、これは劇的な結果に浮かれずに目を覚ます結果になった…のだと思いたい。ここで無敗の首位に初黒星をつけて、上昇気流に乗るきっかけを再び掴みたいところだ。