湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【天皇杯・3回戦_vs長崎】 『片鱗ブレイクスルー』△1-1(PK4-3)

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一ヶ月ちょいぶりの湘南ベルマーレとしての公式戦。…と言ってもワールドカップを楽しんだ分だけ、『湘南ロス』というほどの禁断症状は発症しなかったw。

ワールドカップも三位決定戦と決勝戦を残すのみ。そして湘南が迎えるは天皇杯3回戦、相手は長崎。もう何度目だよという対戦だけど、8月末にまだリーグ戦のアウェイを残していたりする。今年は長崎を倒していかなければ何も手に入らない。

平日水曜日の夜開催だというのに、まとわりつくような湿気で汗が止まらない。これは延長になったら選手大変だなぁなんて思っていたら、PKまでもつれこむとはw。

スタメン

個人的には、休み明け一発目ということもあるし、ベストメンバーでキャンプの成果を試すのかと思っていたんだけども。山根キクシュン大野のだりゅー&外国人選手はベンチにも入らず。俊輝の最終ラインなんて何時以来だろうか。

他の試合でもこういう感じの"裏ターンオーバー(?)"は割と多かった。夏場以降も連戦が再び続くわけで、最初から疲労を背負い込むことは無いのだけどね。

試合

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キックオフから感じていた違和感は、後半に入る頃には確信に変わっていた。「これワザと後ろのボール回しを増やしてるな?」攻めあぐねて仕方なくボールを回しているのではなく、意図して相手の守備を動かそうとしているように見えた。 

我々は寝ても覚めても早いサッカーをしたいというのが、守から攻、攻から守の両面であって、その速度や温度はこのワールドカップを見ていても落としたくないと感じました。
ただ試合に勝つためにはそれだけじゃなくて、ボールをどう運んで行くかとか、どういうところにブロックを作って行くかとか、それからワールドカップの準々決勝以降の試合では半分以上がセットプレーで得失点が生まれている事も考えるとキックオフやスローインも含めてどういうふうに打開をして行くかということをやってきました。

志向するスタイルの軸は変わらないけれど、そのプロセスでマイボールの状態でいかに相手守備の隙を突くための新たな『武器』なのだろう。ただ、なかなか狙い通りにはいかずに、結果的に攻めあぐねている感じになっていたけれど。

明確なポスト役不在の中であえてやっている以上、前線の高山端戸梅﨑が動き回ってやらなきゃいけないのだが、まだ噛み合っていない様子。時間がたつにつれて徐々にピントはあってきたものの、課題の残る内容。試合勘だけならいいんだけど。

とはいえ長崎も長崎で、それほど怖くない攻撃に終始。互いに自分自身との我慢大会の様相のまま、試合は延長戦へ突入。

決め手に欠く試合を決定づけるモノは、ミスからの失点か、個の能力か、セットプレーかと相場は決まっている。鈴木武蔵の決定力で長崎が先制すれば、延長後半ロスタイムにセットプレーからゴールに押し込んで追いついたのが湘南。

PK戦は、2人目の端戸が外したものの、長崎の3人目をこの日が誕生日だった秋元大明神が止めて追いつく。長崎の5人目が外した直後、湘南5人目の表原がきっちり決めて、湘南がギリギリのところで競り勝っての4回戦進出となった。

総評:☆☆☆☆☆

うーん、試合内容としては☆4つ、GK秋元まで上がっての最後のセットプレー&PK戦勝ち抜け御祝儀で☆1つ追加って感じですかね。苦しい展開を切り抜けての突破を、チームの成長に活かせるようにしたいものだ。

トライしようとしてる事は伝わってきたけれど、やはり前線で収められないと。縦や斜めのパスが通らせないなら、DFラインでのパス回しなんてただの逃げでしかなくなるる。そういう意味では今日の前線3人は反省会だね。

それにしても、ボールを動かして人を動かして、攻撃時には縦に素早く…これって完成形はロシアW杯の日本代表に近くなるのかしらw。

というか、22時まで平塚にいたら、帰宅が24時半だったんですよ! 帰れただけマシなんだけどもw、平日でコレは厳しかった…(´;ω;`)。まぁ良い誕生日プレゼントになりましたけどもね。2015年の名古屋戦以来ですな。


【第98回天皇杯 3回戦】湘南ベルマーレ vs V・ファーレン長崎 ダイジェスト

次の試合は

 いよいよリーグ戦再開。18日の水曜日、平塚で鳥栖を迎撃ですよ。いやはや、トーレスの加入前で良かったね。イニエスタは間に合っちゃったっぽいけどw。 

まぁ対戦相手はこの際どーでもよろしい。今回片鱗を見せた進化系スタイルが、ベストメンバーでどう開花するか。この一週間で、どこまで浸透させられるのか。対戦相手のいる中で、どこまで観客席に伝わるプレーができるのか。

長めの中断期間を経て、また始まる連戦。これまでの順位も優劣関係も、一度リセットされたと思っていい。まずは目の前の相手に全力で勝利を目指すことに全力を傾けて、8月の終わりくらいに振り返ってみようじゃないの。

あ、後半戦がんばってねってことで、前半戦セレクトゴール動画なんて作ってみましたんで、お暇があったらどうぞー。

【W杯2018→】日本代表素人総括【→W杯2022】

未だに"あの"電光石火の超絶カウンターの残像が瞼の裏に残ってる今日この頃。せっかくなので総括的なものも書いておこうかなってことでね。

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直前の監督交代

ハリルホジッチ氏更迭の件について。今更感ありすぎるし、もはや語り尽くされてる気もするけど、触れないわけにもいかず。

【会見全文|前編】ハリル電撃解任、衝撃人事に田嶋会長は「選手たちと監督の信頼関係が...」 | サッカーダイジェストWeb

【会見全文】日本代表監督就任の西野朗氏「『自分が』という思いで引き受けました」 | サッカーキング

【会見全文】ハリルホジッチ前監督「なぜ、協会は一度として『ここが問題だ』と話してくれなかったのか」 | サッカーキング

今いろいろ読み返しても、やっぱりよくわからない。W杯本戦も決めた監督を本戦二ヶ月前に交代させる理由が『コミュニケーション不足』って何なんだよってね。

けして短くない時間を日本サッカーに捧げて、日本に足りなかった意識を植え付けて、目標である本戦まで導いてくれてさ。少々結果は出ていなくとも、本戦になったらハリルホジッチ氏の真骨頂が観られると楽しみにしていたものさ。

ポゼッション全盛だったところから、トランジション重視で縦に早いサッカーへのシフトは湘南スタイルに通じるものがあった。そこに前回大会の停滞感を払拭してくれる期待もあったし、実際に日本のサッカー自体が変わっていった。

日本サッカーの3年を費やした冒険の結果は、もう永遠に観られない。結果が出なかった時期ならまだしも、自らの手で目標だった本戦出場を決めたのに、その直前で斬られたハリルホジッチ氏の無念を思うと、申し訳なくて今でもツラい。

わざわざ国外から世界を知る監督を連れてきてるのは、そのサッカーでW杯を目指すと決めたからだろ。信頼して、託して、共に走っていくと決めたんだろ。

誰がハリルホジッチ氏が監督と決めたんだ。誰が二ヶ月前なんて時期まで監督の続投を決めて、誰が監督を守れなかったんだ。日本サッカー協会ではないのか。

一定以上の結果が出てしまったから良いというものではない。これだけの大混乱を招いておいて、JFAでは誰か責任をとったのかね。今のトップがそのままで、次の監督を決めるなんてことが許されて良いのだろうか。というわけで。 

ワールドカップでの戦いっぷり

どうせやるならもっと時間をかけたかったところだろうが、西野さんは短い時間で実に上手くチームをまとめあげてくれた。もちろん結果としても申し分ないものを残してくれた。なんといっても決勝トーナメント進出なのだから。

元々手腕については不安視してなかったけどね。しばらく指導者として最前線に立っていなかったとはいえ、西野さんはJ1通算最多勝監督なのだ。能力が無ければそんな結果を残せるわけがない。

いつかは日本代表監督にという話はもちろんあっただろうし、本人もその気はあっただろう。ただ、その準備期間が二ヶ月になるなんて思わなかっただろうな。

選手選考的な難しいことはわからないので他の人に任せるけどもw、最終的に岡崎本田はスーパーサブ的な存在に落ち着き、ベテランがメインの座を明け渡す流れはハリル路線から外れることはなかった。それだけは嬉しかったな。

W杯ロシア出場が決定したオーストラリア戦、Jから見出された井手口が輝いた。その大事な試合で、ついに本田は1秒たりとも出場することはなかった。ようやく世代交代が動いたんだと嬉しかったんだ。そこまで針が戻されなくて、正直ホッとした。

そして迎えた本戦。ハリル路線そのままでもなく、それまでの日本サッカーそのものでもなく、奇しくも力強く躍動する新しい日本サッカーが観られた。

この大会で日本戦に起きたアレコレが『奇跡』というなら、新しいスタイルが生まれたこと自体が『奇跡』であり、それを引き寄せたのはたった二ヶ月のチームの奮闘と、やはりハリルホジッチ氏の3年間あってこそだと思うのだ。

本当に良い戦いが出来ていただけに、もう何度でも書いちゃうけど、最後の最後に俺達強い勝てるゴール奪えるみたいな幻想に酔っちゃったのは痛恨だったねぇ…。『しばらく指導者として最前線に立っていなかった』から勝負師の勘が鈍っていたか。

とにもかくにも、大会前のシラケムードはどこへやら、今は再び日本のサッカーに追い風が吹いている。どうかこの風を4年後まで吹かせ続けられますように。その為にも、Jリーグから日本サッカーを盛り上げていかないとね。

拝啓、遠藤航様 2018

最後に、俺らのワタルへ。1秒も出番が無かったこと自体には不思議には思わなかったよ。負傷者が続出しない限りは、これは付け入る隙は無いだろうなぁとね。それはハリルホジッチ氏が監督を続けていても、残念ながら変わらなかったかな。

正直なことを書くよ。浦和に行ってからの君は、僕が思い描いていたような成長曲線を描いてくれていない。君が湘南を出た頃には、ロシアW杯には長谷部の隣にいて、日本代表次期キャプテンとしての英才教育を受けていると思っていたからねw。

もちろん君の人生プランは君にしかわからないから、ここまでは順調と思っているのかもしれない。でもね、君が次のW杯を迎えるのは既に29歳だ。世界の最前線に立つには、4年後からでは正直遅すぎる。

だから、一刻も早く浦和からは出るべきだ。もはや浦和で吸収するべきことは吸収しつくしたハズだ。オフには単身で海外でトライアウトを受けてくるくらいのことはしてほしい。もちろん家族もいる君だ、そう簡単な決断ではあるまいが。

それでも、今年のW杯で経験できなかった世界との鍔迫り合いを、自らの血肉として吸収するために。サッカー人生に悔いを残さないために。今はただ闇雲に海外を目指して欲しい。4年という時間、けして長くはないぞ。ガンバレ、ワタル!ヽ(`Д´)ノ